43年目の転職

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ライフネット生命 スタッフ

はじめまして。4月入社のお客さまサービス部中村です。
昭和45年4月に国内生命保険会社に入社し、43年目にしてはじめてライフネット生命に転職しました。
4か月が経過しましたが、多少なりとも会社にも仕事にも慣れてきたこの頃です。わたしの場合は週3日勤務となっているため今までの週5日勤務とは様変わりで、なかなか生活のリズムをつかめない感じがありました。やはり休みなく働いてきた42年間の習慣が身についてしまっていたのでしょうか。

週のうち2日は、A大学とS大学に通学しています。2つの大学はわたしの自宅から自転車で20分前後のところに位置しています。電車やバスを利用しますと逆に倍以上の時間がかかるため、運動もかねて歩くこともあります。通学当初の花冷えのころは、ウグイスの声を聞きながら優雅に自転車のペダルをこぎました。8月の今は炎天下、汗を流しながら懸命にペダルをこぎます。帽子はあまり好きではありませんが、さすがに大きめのツバのある女性がかぶるような帽子でアタマを防御しています。大学では、学生さんと同じ講義に出席しています。まわりは18歳から20歳くらいの若い人たちです。そんな中にわたしがポツンといるわけですが、不思議なことに疎外感、あるいは違和感のような感覚はありません。もっともまわりの若い人はどう思っているかわかりませんが。ただ、学生さんたちはみんな一様に親切で礼儀正しく好感が持てます。はじめて講義を受けるため大学に行ったときは教室を間違えてしまったのですが、一緒になって正しい教室をさがしてくれました。A大学では哲学を、S大学では古代日本文学史を受講しています。

自分自身の大学生活をかえりみますと、アルバイトと遊びに明け暮れてろくろく講義には出席していなかったと思います。今は、特別の用がない限りは欠席しない模範的な大学生です。実際、先生の話はかなり面白く興味深いものです。学生さんの中には寝ていたり携帯を見ていたりしている人もいますが、今の先生はそんなことでは注意しません。わたしが教室に入ってから出るまでまったく顔を上げないで爆睡していた学生さんもいるくらいです。注意するのは余程おしゃべりでザワザワとしている時くらいでしょうか。まったく興味がなく単位を取りたいだけの人もいるようですが、もちろん講義を真剣に聞いている人も多いです。また、わたしの学生経験では先生の都合により休講や遅刻などもありましたが、4月以降一度もそんなことはありません。先生に対する要望などアンケートもあり、先生も学生さんの評判を気にかけているようです。こんなところにもわたしの学生時代とは隔世の感があります。教室やキャンパスで20歳前後のたくさんの若い人たちの一団を眺めていると、不思議と気分が良くなります。この感覚はいったいどこからくるのかといつも自分自身に問うているのですが、未だ解明できていません。

週2日はこんな感じで過ごしており、ワークライフバランスが標榜されている昨今ですが、わたしの場合はすでに実現してしまっているようです。
週3日勤務ではありますが、週5日勤務なみの仕事を目指して少しでも会社の力となれるように努めます。
よろしくお願いします。


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