忘れたくないこと、忘れてはならないこと

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ライフネット生命 スタッフ

年が明けて当社の保有契約件数10万件突破は既に過去のものになりつつありますが、10万件突破記念ムービー制作のため、当社の社員が稚内のご契約者様に会いに行ったという話を聞いて、個人的にあることを思い出しました。

今からちょうど3年前の冬、男女4人で土日に一泊二日で稚内に出かけました。たまたま集まったこのメンバーで何か特別なことをやろうと思い立ち、イエローナイフへ0泊3日での弾丸オーロラツアー、択捉島でかまくらを作る、成田空港で世界地図にダーツを投げて当たったところに行く、等の案が出ましたが、やはり現実的に考えて不可能ということで、結局一般人が行ける日本最北端の地である稚内に行くことに落ち着きました。そこで何か思い出に残る、楽しいことをやろうと話し合った結果、一般人が行くことができる最北端の地である宗谷岬に、「10年後の自分へ」というタイトルで手紙を書き、タイムカプセルにして埋めるということに決まりました。そして10年後に皆で掘り起こしに来ようと。迷いや悩みが多い年頃だからこそ、今の気持ちを残しておきたいという想いから出たアイデアでした。

写真はタイムカプセルを宗谷岬近くに埋める時のものです。タイムカプセルといっても手紙を100円均一の缶に入れただけで、今思えばもはや雪や雨が染み込み中は原型をとどめていないのでしょうが…。
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それはさておき、たった3年前の話なので私はこの時手紙に書いた内容を今でもよく覚えています。でも、その時と今では自分も自分を取り巻く環境も大きく変化し、気持ちもずいぶん変わったことを実感します。もちろん、人間日々成長・変化していくものですし、そうでなければならないと思いますが、その中でも皆忘れたくないこと、忘れてはならないことというものが存在するはずです。感傷に浸ったり、自分を見つめることが少ない毎日だからこそ、意識的に今一度昔の自分を振り返りたいものです。10年後に4人でタイムカプセルを掘り起こしに稚内に行けるかは分かりませんが、あの時書いた手紙を思い出し、自分を振り返ることができるという意味であのタイムカプセルは私にとってとても意味のあるものだと思いました。

経理部 波多野

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