少し気が早いですが。。。

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ライフネット生命 スタッフ

みなさま、こんにちは。11月に入り、少しずつ、今年もあと少しだなぁと考える時期になりました。

わたしは、年末に近づいていくこの時期が大好きです。なぜかと言うと、街はクリスマスのイルミネーションがきれいでワクワクする!というのも大きな理由ですが、これからくるクリスマスやお正月の食事をどうするかを考えるのが楽しくて楽しくて。一年がんばったね!というご褒美も含めて、食べたいものを、速い段階から計画するのです。

特に、平日は、ほとんど凝った料理をしない為、年末はおせちを作る事にしています。今年で四年目を迎えますが、普段、料理をしない分、丁寧に作っています。幼い頃、年末になると、お出汁の匂いや煮物の匂いが台所から香ってきて、母や祖母が作っている場面が今でも思い出されます。四年前に、病気で母が急に他界し、その場面を見ることは出来なくなってしまいましたが、それがきっかけとなり自分で作る事にしました。

急に、豪華なおせちを作るのは、ハードルが高いですので、毎年、少しずつ品を増やす事にしています。最初の年は、「お重を買う」「きんとき・筑前煮・黒豆・酢れんこんを作る」のが精一杯で、あとはデパートで買ってきてお重に詰めました。(笑) 
その翌年は、ローストビーフが足され、その翌年は、田づくりが足され、、、という風に、少しずつバージョンアップしています。そして、今年、新たに足す一品は、昨年はデパートで買ったハムを、鶏ロールハムに変えて作る予定です。自分で作ってみて、はじめてわかるのですが、少しの量の品を、彩り豊かに作るのは本当に手間がかかります。一瞬でお重のある部分が埋まるように、どうしても大量生産へと走ってしまうのですが、そういう視点で作るのではなく、彩りを出し、味付け前の下処理を丁寧に、というのが大切なような気がしています。
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そして、最初に挑戦した年に、高くて買わなかったお重を、5年続いたら、手に入れたいなーと思ったりしています。野菜をお花の形にしたり、時間はかかるのですが、出来上がった時には嬉しいもので、いつの間にか、わたしの中では恒例の行事のようになっているのです。手作りの良さを改めて感じるこの瞬間は、なんとも満足な気持ちに。これを作り終えて一年を納めるぞ!という達成意欲満々な気持ちですので、日本料理の繊細さには、どこか欠けているぞと思いつつ。

マーケティング部 村岡


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