身ひとつで挑む

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

歩くより激しい運動はほとんどしないのだが、夏を惜しむように、あるいは秋を先取りするように、アウトドアなアクティビティをしてきた。九月末のことである。
「キャニオニング行かない?」「行く行く!で、それ何?」キャニオニングが何かは知らなかったが、楽しそうだから声を掛けてくれたのだろう。
とりあえず人の誘いには乗ってみる。マーケティング部の吉沢も言っている。というわけで、群馬県は水上まで、友人数名でレンタカーのデイトリップ。

キャニオニングとは、フランスで生まれた、渓谷を舞台とするスポーツの一つで、乱暴に言えば「ガチンコ川遊び」だろうか。
主なコンテンツは、ロープを伝って渓谷を降りたり、滝壺に飛び込んだり、天然のウォータースライダーで川を下ったりというもの(すべてをやるとは限らない)であるが、登山と同様に自然が相手のスポーツなので、土地によって、あるいは季節によってもそのバリエーションは限りない。雨が降った後などはダイレクトに川の水かさに繋がる。
それなりに危険な遊びではあるが、完全オリジナルではない、すなわちインストラクターの方に誘導してもらう形態であれば、その時の川の状況や、参加者の経験等は考えられているから、安心してスリルを味わえる。

我々一行が挑んだときも雨が降ったばかりで水位が高く、水もやや冷たい水上の九月。
川沿い、ときには川の中を歩いて山を登っていき、適当な流れを見つけては天然ウォータースライダーで滑ったり、滝に飛び込んだり、ぷかぷか浮かんだり、ライフジャケットやヘルメットは身に着けているものの、身体一つで渓流に挑むというのはどこか新鮮であり、また自然とは、世界とは、色々と持ち物を捨て去ってもまだまだ楽しめるものなのかも知れないなぁと、存分に水遊びと夏の終わりを楽しんで下りてきたのであった。

鼻からたくさん水が入ったり、身体をあちこちぶつけていたりして物理的な刺激も大分あったが、綺麗な空気、景色、水の中で友達とはしゃいで、とてもいい気分で半期を締めくくれたと思う。
キャニオニングに誘ってくれた友人は「今度はスカイダイビング゙やろう」と言っているので、都合がつけば、またいつもの調子で乗ってみたい。
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※キャニオニング中は写真が撮れなかったため、あまり関係ないですが、琵琶湖に降る雨の写真です。

数理部 片切 嘉


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