突然ですが「オペラ」って、ちょっと格式高いイメージで、そうそう気軽にお出かけできるものではなさそうな感じがしますよね。特に、泣くのが仕事の赤ちゃんや、アクティブな幼児連れだと…。我が家も、自我の目覚めと共にどんどん扱いづらくなる怪獣…もとい、息子を連れてのお出かけは骨が折れます。静かでいることが求められるイベント会場には、間違っても連れて行けません（涙）。
※写真はオペラ歌手の皆さんと司会のエリックさん
そんな折、お付き合いのあった「知育ラボ」さんから“3歳までの知育コンサート”というものがあるという情報をいただきました。「知育ラボ」さんは、お子さん、特に0歳から3歳までの子どもたちの「知育」をテーマに、音楽・アート・英語・読み聞かせなどの親子で楽しめる機会を提供してくださる企業です。
代表取締役社長の植村さんから「次回はオペラですよ」とうかがい、「お、オ、オペラですか！」と驚いてしまったのですが、“やんちゃな息子にもたまにはクラシックに親しんでもらおう、これは良い情操教育かも！もしかしたら、これで音楽に目覚めるかも！”と思い（親の欲目ってやつですね…）、いそいそと行ってきました。
場所は六本木ヒルズ森タワー51階。景色だけでも来たかいがあるというものです。こんな素敵な場所で子どもが粗相でもしたら…と若干不安にはなりましたが、そこは「お子さんが主役」のオペラ。子どもは子どものいる場所がホッとするもので、親の私も「泣いても喚いてもお互いさまですよね」という雰囲気が心地よく、最後までイベントを楽しむことができたのでした。
※授乳室やおむつ替え室から見える景色もまた素晴らしい
オペラを披露してくださったのは、サントリーホール オペラ・アカデミーの、言うまでもなくプロフェッショナルの方々。司会は、テレビ番組でもおなじみのエリック・ジェイコブセンさんが担当され、自作の曲を織り交ぜながらのトークでクラシックをよりとっつきやすいものにしてくれました。また、オペラを聞きながら目にも鮮やかなデザートの盛り合わせ（もちろん子ども用にも！）とおいしいティーセットをいただくこともでき、目・耳・お腹は「大満足～～！」。アリアでも歌ってしまいそうなほどの満足感でいっぱいになりました。
※上はキッズ向け、下はママパパ向けの一流パティシエが作ったデザートの数々…
帰路に着きながら感想を聞いてみたところ――「おにいさんとおねえさんのお歌、すごかったねぇ～！（私）」「うん（息子）」「デザートのアイスもおいしかったねー！（私）」「うん（息子）」「エリックさんと会えてよかったね！（私）」「うん（息子）」「…じゃあ、一番何がおもしろかったかな？（私）」「むらさきのエベレッタ[注：森タワーのエレベーターは庫内の照明が紫色でした]（息子）」ということで、至れり尽くせりの時間はあっという間でしたが、しっかりと、そこでの体験は息子の記憶には残ったようです。
東京近郊にお住まいの方向けとなってしまいますが、知育ラボさんは他にもさまざまなイベントやサービスを提供されているようなので、「子どもと一緒にどこ行こう？」と思っている方は、ぜひ一度、HPを見てみてはいかがでしょうか。
知育ラボさん
マーケティング部 川端
