マーケティング部の松岡です。
京都で学生時代を過ごした時からもう8年あまり。
その後も毎年数回は訪れる機会がある中で決め事になってきているものがいくつか。
まず飲み会は三条界隈。学生時代から全く変わっていない・・・
そして夜は学生時代から通っているお店でぐだぐだと過ごし、翌朝の朝食は三条木屋町の松屋でいただく。
その後、三条通りを東にてくてく。
三条大橋のスタバを横目に、鴨川等間隔の法則を確認しつつ神宮前から南に向かい青蓮院を経て知恩院へ。
そして知恩院御影堂でしばし瞑想・・・
こんなコースなのですが、知恩院といえば七不思議。
その中でも御影堂といえば「忘れ傘」です。
「忘れ傘」は、御影堂の東南にある軒の垂木に置かれていますが、その場所は地上約11.5メートル。
下から見上げても骨だけとなった傘が半分だけ見えるだけなのですが、まさに謎。
いろんな説がありますが、一説としては江戸時代初期に活躍したとされる名工、左甚五郎が
御影堂再建の際に魔除けに置いた、なんてのが有名です。
その傘が初めて取り外される、なんて話が出ています。
ちょうど今年は100年に一回!の宗祖法然800年遠忌法要が行われます。
その後には御影堂も本格的な修理が行われる予定(1639年の再建後初めて!)で、屋根の瓦(9万枚!)も降ろされるとか。
なんともスケールの大きな話ですが、その中で「忘れ傘」という歴史のロマンに初めて人の手が触れる、ということでどんなことになるのか、今から楽しみです。
写真は「忘れ傘」の下にある案内です。
見つけにくいので御影堂に行くことがあればぜひ探してみてください!