保険会社に勤めているとどうしても普通の人よりオーバーインシュアランスになりがちで、私も多聞にもれずその口でした。
お客さまにはムダな保険は見直しましょうと言っているのに恥ずかしい限りですが、どうしても旧来の保険会社にいたので社内のキャンペーンなどでそれほど必要とは思わない保険に加入していました。
それでも不要な保険については何度か見直しをしましたが、最近医療保険について更なる見直しを実行しました。
私は医療保険に10年以上入っていますが、幸い今まで一度も給付金のお世話になったことがありません。
がん保険にも入っていますが、医療保険も特約でがん以外の入院が日額1万円保障されるものに入っていて、その保険料も毎月1万円程度払っていました。
たまたま今年生活習慣病検診を受けたところ、数値が悪化傾向で改善の指摘を受けました。
そうは言っても、どう改善するかが問題なのですが、ちょうど以前通っていたスポーツジムで会費が従来より安いコースができ、入会キャンペーンをしていました。
ただ問題は資金がない!ことでした。
そこで、目を付けたのが医療保険でした。
ただ、現在の年齢と健康状態を考えると解約してしまうと今後入れなくなる可能性もあるのでのちょっとリスクが高い。
しかし、病気のリスクについては他にがん保険にも入っているので、他の長期入院のリスクはそれほど大きくはない。
そこで、医療保険を日額5千円に減額し、減額分をジムの費用に充てることにしました。
たまたまジムの会費と保険料の減額分がほぼ同額だったのはラッキーでしたが、医療保険は残したまま健康管理もできることになりました。
病気による入院リスクについて、年齢が上がるとともに増加します。
そのリスクへの備えに保険は有用ですが、保障金額や健康管理とのバランスも考えてみてはいかがでしょう。
ただ病気になってからでは保険に入れない場合があるので十分お気を付けください。
お客さまサービス部
小川