ほんの10日ちょっと前のあの暑さが嘘のように、まるであの猛暑はなかったかのように秋が巡ってきました。
秋は季節的に落着き感があるせいか、「読書の秋」と呼ばれるのもあらためて納得感を覚えます。
そんな季節の折、会社内では上期の振り返りと、下期の目標設定をする時期でもあります。
いわば「自分自身の棚卸作業」のようなものですね。
そこで少しずつ作業に取り掛かり始めてふと考えたことは、人間1番の弱点は自分自身を客観的かつ冷静にかつ等身大に分析することほど苦手で、過酷で、嫌なことはないのでは?ということ。
職場でも家庭でも日々人と接しながら人間社会の中で生きていくためには、実は、常に自分と向き合いながら生きていくことがとても大切なのではと思います。
ある程度、自分と向き合うというセルフチェックがなされていれば、少しでも他人同士円滑な人間関係が築けるであろうし、職場でいえば無駄な時間や労力を費やさずに済み、もっとスピーディーにスムーズに事が進むのではと思うのです。
自分を知るというのは、シンプルに言えば自分の弱み強み、得手不得手、さらに自分の性格を把握することだと思います。
真摯に本気で知ろうとすれば、そこから見えてくるのは直視したくないような辛さや痛みを伴なう部分もあるでしょう。
簡単な作業なようでこれがなかなか出来ないのが現実。
ほとんどの人間は自分自身のことほどよくわかってなくて、また知りたくもない存在なのでは。
だからこそ他人同士もっと大切に敬えたらいいのかもしれないですね。
なんて、難しくごちゃごちゃ考えていないでサッサとまとめて提出したいと思います。
人間ならではの崇高な作業と思い、シビアに自分を見ながら。笑
マーケティング部 高尾 美和