面倒くさがりの効用

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

コンタクトセンターの西村です。

過去に1年ほど新聞配達をしたことがあります。

早朝(深夜)3時くらいに起床し、バイクの前かごと荷台に新聞を載せて出発。
大体標準で2時間半程かかるコースで、慣れるまでは順路表を見ながら、ポストの表札や部屋番号を確認しながらで、3時に出発して6時半に配り終えるという感じでした。

雨の日は大変でした。
バイクで走ると顔全体に雨がぶつかり痛い。
合羽を着ててもそのうち内側と靴の中に水が浸透してきて冷たい。
濡れてしまった新聞は配れないので濡れないように死守しなければいけない。
やっと半分くらいまで配り終えたあたりでバイクを転倒させてしまい、載せていた新聞が全部水浸しになり、営業所まで新聞を取りに戻ったこともありました。

そんなこんな大変で、面倒も嫌なので、少しでも早く配り終えたい。
どうすれば1分でも早く終われるのか、順路表と地図を眺め、新しい道を見つけ、また左手でポストへ入れるので、ポストが進行方向の右手にくるのか左手にくるのかなど考慮してより効率のよい順路はないか試行錯誤しました。

そうしてそのうちベストな順路を探しだし、2時間程で配り終えることができるようになりました。
またさらにレベルアップを図り、それまではポストへ新聞を入れる際には完全停止して投函していたのですが、次第に停止寸前に投函するという技を見つけ、配達時間をまた短くすることができました。

最終的には大体1時間半で全て配り終えることができるようになり、気づけば営業所の中でも一番早く戻ってくるようになりました。

元来面倒くさがりですが、面倒くさがりでも、だからこそ少しでも面倒をなくすためにできるだけ上手いやり方を探したり工夫したりすることができるんじゃないかなと思ってます。

ちなみに新聞配達は嫌なことばかりではありません。

配達中に、しし座流星群の流れ星を次から次へ観ることができ、楽しみながら配達したことも覚えてます。

今では毎日起きたら当たり前のように届けられてる新聞。
たまに少し汚れてたり、破れてたりすることもありますが、私は全く気にすることはありません。
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