子どもの頃から、工作が好きでした。
10年ほど前に家を買ったとき、庭は最小限の工事だけやってもらい、残りは1年ほどかけて、自分で作りました。
デッキ、花壇、フェンス、物置き、など、休みの日は朝の5時頃から起き出して、日が暮れるまで、1日中作業をしました。
それから10年経ってこの夏、家の外壁を塗り直すことにしたので、塗装の邪魔になる自作した構造物は全てバラすことになったのですが、10年前の自分と何が変わったのか、解体作業がとても億劫に感じます。何で昔はあんなに一生懸命に出来たのだろうかと。
夏の暑さのせいもあって、1日数時間ほどしか作業が進みません。
それでも解体しないわけにはいかないので済ませ、そして外壁の塗装が終わり、そしてそれをまた、ただ元通りに組み直すのも面倒くさくて、数週間放っておきました。
放っておいて時間が経つうちに、いろいろと考えが変わってきます。南側には日除けを張れるようにしようとか、デッキの真ん中に囲炉裏みたいなのを造ろうとか。
そう思うと、何だか急に気分が変わって、楽しくなってきます。
週末は材料を探しに、久しぶりにホームセンターの資材売り場をブラブラしてきました。
10年経って自分の趣味が変わったのかと思っていたのですが、違ったみたいです。
図面（という程のモノではないのですが）を書きながら、あーでもない、こーでもない、とあれこれ考えながら造るのが趣味だったみたいです。
ちょうど涼しくなってきたし、この秋は久しぶりの日曜大工をゆっくり楽もうと思います。
お客さまサービス部 馬場
