現実逃避の時間

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。お客さまサービス部の片田です。
5月に復帰してから3ヶ月が経ちました。娘も5ヶ月になりました。寝返りができるようになり、最近では離乳食に挑戦しています。娘は日々成長していて、目が離せません。
早く娘の笑顔が見たくて、仕事が終わると飛ぶようにして帰っています。
こんな親バカなわたしですが、もし仕事をせずに1日中赤ちゃんと1対1だったら、息が詰まってしまうでしょう。仕事も育児も欲張りたい私にとって、時短勤務にさせていただいての毎日は、ベストバランスのようす。

でも、最近ちょっとフラストレーションが溜まりがち。
例えば、出産前は自分が納得いくまで好きなように残業できました。でも今は、仕事が中途半端だろうと、たくさん残っていようと、決まった時間に帰らなければいけません。同僚たちの負担が増えるのが心苦しいですし、自分の中にももやもやとしたものが残ってしまいます。一方で育児に関しても、あれもこれもしてあげたい、もっとこうしてあげられるのに、という思いが募ります。優先順位が低い自分の個人的なことに至っては、「後でやろう」ということがどんどん貯まっていくばかり。
1日にできることは限られているのだから、甘えられるところは甘え、割り切るべきところは割り切ろう、頭ではわかっているものの、気持ちの切り替えは難しいものです。

そんな私にとって、片道1時間弱の通勤時間は、仕事と育児でスイッチを切り替えるタイミングでもあり、貴重な自分時間です。Twitterでつぶやいてみたり、友人とメールのやり取りをしたり、考え事をしたり、業界内試験の勉強をしたり。
中でも一番気に入っている過ごし方は、小説など感情移入できる本を読むこと。難しいものではなく、ユーモアがあって、なおかつちょっとほろりとできる話が好きです。もやもやした気持ちがリセットできますし、改めて仲間や家族に感謝する気持ちが湧いたりもします。電車の中にもかかわらず涙ぐんでしまったり。

現実逃避と言うとツライ現実から目をそらして問題を先送りにするような悪い意味に捉えがちですけれども、たとえ充実した幸せな毎日を送っていたとしても、日常の生活のあれこれからしばし離れて、感動したり共感したりできる時間が、心のバランスには必要なのかもしれません。


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