今年4月に診療報酬がプラス改定されました。
改定の主なポイントは、2008年におこなわれた改定に引き続き救急医療、産科、小児科、外科などの急性期医療を中心に診療報酬を引きあげのようです。
そこで今日は診療報酬についてすこしお話したいとおもいます。
診療報酬とは、医療機関が行った医療サービスに対する対価として保険者から受けとる報酬です。この保険者というのは、皆さんがお持ちの健康保険被保険者証に載っている保険者です。病院の明細書には『初診料 270点』などと点数で示されていまが、これが診療報酬点数といって、個々の技術やサービスを点数化しており1点が10円として計算されます。診療報酬は厚生労働大臣が中央社会保険医療協議会(中医協)の議論を踏まえ2年ごとに見直されています。
今回のプラス改定例:被保険者が3割負担の場合
●成人男性が夜間に発熱し、夜間急病センターを受診した場合
また今回の改定では、レセプト電子請求が義務づけられている医療機関を対象に、全患者への明細書無料発行が義務づけられました。
明細書無料発行により医療の透明化が進めばいいと思います。
お客さまサービス部 岸