総務部の曽和です。
先日、連休を利用して、1泊2日で神戸に家族旅行をしてきました。
2歳になる子どもにとって面白そうなところをまわろうと思い、王子動物園でパンダを見たり、港で船を見たりしました(その分、妻には旧居留地での買い物などは泣く泣く諦めてもらいました)。
神戸のポートアイランドにある「花鳥園」というその名の通り花と鳥だらけのところにも行きました。そこでは、オオハシというくちばしの大きなかわいい鳥にエサをあげようとすると、ばさばさと飛んできて腕に乗ってくれるというのがウリだったので、早速僕らもすることにしました。
100円でエサを買い、子どもに持たせて待っていると・・・やって来ました、オオハシくんです。
子どもは初めての経験に驚いたようで、最初は険しい顔をしていたのですが、あまりに怖すぎたのか、自分の腕に乗っているオオハシを無視して、あさっての方向を向いて呆然として「なかったことに」した顔になってしまいました・・・。
心の内を代弁すると、「いや、これはうそだ。現実なんかじゃない。ないない。うそうそ」と思ったように見えた・・・。喜ぶかと思っていたのですが、かえってかわいそうなことをしてしまいました。
ただ、これを見て、人間はあまりに驚くと現実を直視せず「なかったこと」にしてしまう生き物じゃないかと思いました。見たいものだけ見る、見たくないものは見ない。
でも、ビジネスではそうはいかないので、どんなことがあってもきちんと現実を見据えて着実にやっていきたいと改めて思った次第です。