昼下がりの動物園で

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。名代です。

先日、上野動物園に行ってきました。

家族サービスで行くことにしたのですが、行く前は、寒いし、ちょっと面倒だなぁという気持ちが正直ありました。
でも、いざ行ってみると、意外に面白くて見入ってしまった次第です。

ECHOESに「ZOO」という曲がありましたが、まさにあの世界。
思索にふけっている(?)ゴリラとか、強い自分を演出している(?)シロフクロウとか、見ているこちら側が、勝手に思いを投影しているだけとはいえ、なんだか、人間みたいで妙な親近感をもってしまいます。
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いろんな動物がいる上野動物園ですが、個人的に一番好きな場所は、サル山です。
岩登りしている活発なサルや、群れからちょっと離れて寂しそうにしているサルなど、それぞれ個性があって、しばらく見ていても飽きがきません。

近くのカンバンに書いてある血統図などをみて、「この一族が、第一位(ボス猿)をよく輩出しているなぁ」とサル山のトリビアを知るのも楽しみのひとつです。

そんなサル山ですが、「サル総入れ替え計画」が近々あるんだそうです。

下北半島からやってきた「北限のサル」(ピュアなニホンザルとのこと)が展示対象となり、今いるサルたち(南方系の交雑種になるらしい)は非公開施設に移動になるとのこと。

この「北限のサル」たちは、下北半島で数が増えすぎて駆除される予定だったものを、学術的価値があるとのことで、一部を上野動物園が引き取ったという経緯があるそうです。
天国と地獄が紙一重だった、超ラッキーなサルといえるかもしれません。
一方、今いるサルたちは、まさか長年住んできた住居をもうすぐ明け渡すことになるとは夢にも思っていないことでしょう。
なんだか、ここにも人間社会の縮図を垣間見たような気がしました。
(今いるサルたちに会ってきたばかりなので、ちょっとかわいそうな気もします)

今いるサルたちも、引き取り手があれば他の動物園での展示が考えられるそうです。
それぞれの「第二の人生(猿生?)」となる今後の動向にちょっと注目してみたいと思っています。

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