吉本プロモサイト立ち上げ日誌

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

ウェブプロモーションを担当しております。マーケティング部の堀江です。
生命保険の広告は、顕在層にしか短期的には効果がないと言われています。
となると、オンライン広告の手法は限られます。

・ 行動ターゲティング広告で生命保険に関心を示している方にバナー広告を表示する。
・ リスティング広告で「生命保険」などのワードを検索している方にテキスト広告を表示する。

といったものになるのでしょうか。
吉本プロモサイト「動画で見る特別コント講座 生命保険」

しかしながら、生命保険の世帯加入率は87.5%(生命保険文化センター調べ)、ほとんどの家庭は、すでに何らかの生命保険に加入されています。

「当社のようにネットで直販することで実現した安い保険料を売りにする会社の場合、ほとんどの方が見込み客と言えるのではないだろうか?ニーズが潜在したままの方を顕在層に変える良い方法はないだろうか?」

と思い悩んでいるところにとある方から「ベルロックメディア」)さんをご紹介いただき、吉本の芸人さんを使ったプロモーションができるというお話をいただきました。

お話をいただいた瞬間、普通に保険の広告を出しても関心を持っていただけない、ニーズが顕在化していないお客さまにも、芸人さんのネタを組み込めば関心を持ってもらえるのでは?!と考え、企画案を練ることにしました。

当初の企画は下記の4ネタで
(1)なかやまきんに君の「どっちにするんだい」のネタでライフネットをPR。
(2)もう中学生さんに生命保険の必要性を温かく伝えてもらう。
(3)鉄拳さんに生命保険の解説をたんたんと紙芸でやってもらう。
(4)昭和のいる・こいる師匠と出口のコラボ漫才でライフネットの特性をPR

上記の4ネタの企画書を持ってベルロックメディアさんにご相談したところ
昭和のいる・こいる師匠は吉本興業さん所属ではなかったのでアサインをみあわせましたが、きんに君がちょうど一時帰国するとのことで、もう中学生さん、鉄拳さんと合わせて、3組の芸人さんにご協力いただく企画が決定しました。

そして、一時帰国するきんに君はすぐロスに戻ってしまうとのことで、急きょ企画会議に

12月5日 キックオフMTG(@ライフネット会議室)

もう中学生さん、鉄拳さん参加での企画会議。

もう中学生さん、鉄拳さん参加での企画会議

  • 鉄拳さんの素顔公開はNG。当社のオリエンで企画意図を伝えたところ、企画案変更の提案などをいただき、とっても知性的な方でした。
  • もう中学生さんは、テレビで見たまんまの「ほのぼの」キャラでした。段ボールを使ったセットは、いつも電車で運んでいて、セットが大きい時はスタジオまで2~3往復して運ぶこともあるそうです。

企画会議から数日後、鉄拳さんからネタ案が送られてきましたが、どれもクオリティが高く、芸人さんってすごい!やはりプロだと社員一同で感心してしまいました。

12月7日 なかやまきんに君撮影(@吉本興業東京本部)

なかやまきんに君は、一時帰国のタイトスケジュールの中だったので、日曜日の夜に吉本興業東京本部(旧小学校を使った社屋で話題の場所です)にて撮影。取り直しができない一発勝負なので、当社の法務部も同席し、打合せ・撮影。


驚愕の筋肉ルーレット!!(法務担当のコメントは、法務的には問題ないのですが。。。)





12月14日 もう中学生さん・鉄拳さん撮影(@都内某所のスタジオ)

もう中学生さんは、次の予定もあるようで、畳1畳以上ありそうなセットを2組もって登場。 「高倉健さんは、自分が出演したCMの商品を使うそうなので、僕も保険はライフネットにしたいと思います。親と相談します」と感激のセリフ! 撮影後には、「もっとがんばって有名になって、この企画の価値があがるように頑張ります」とまで言ってくださり、さらに感動!!

鉄拳さんは、イラストはすべて自作で絵がとってもお上手。
撮影中に、スケッチブックに書いたネタの「保険金」が「保険料」になっていますと、当社法務担当からのチェックがあり、急きょ修正テープで修正。

撮影が終わって、次はプロモーションサイト作りへ
ベルロックメディアで担当して頂いた植山さんはBMXの元チャンピオンで有名なブロガーで、個性的なキャラと丁寧なお仕事ぶりで、とっても素敵なページに仕上げていただきました。

このような経緯で、制作されたのが下記のサイトです。狙い通りになるほど広告の世界は甘くないとは思いますが、制作にかかわっていただいた方への感謝の思いも込めてブログに綴らせていただきました。

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