父の大きな勘違い

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ライフネット生命 スタッフ

わが家は、妻と小学3年生の長女、それに1歳半になる次女の4人家族です。

次女が1歳を過ぎたあたりから、日々の成長が著しくてまったく目が離せません。
ひとりで立ったと思ったらスタスタ歩きだし、たちまち宇宙語をペラペラしゃべりだしました。いまでは、絵本を自分で選んで持ってきて、ちょこんと人の膝の上に座って読み聞かせを要請するちゃっかり者です。

そんな変化が激しくなったある日の会話。

私:「ほんとに一週間も目を離したら凄い成長ぶりだなぁ~。○○(上の娘)の時はこんなことぜんぜん感じなかったから、オレも二人目で少し余裕が生まれたのかね。」

なんてことを調子に乗って言った瞬間に、妻が一言。

妻:「チョイ待ち?○○が1歳の頃は、そもそも見てないでしょ!」

私:「あ、そうだったか…」(思い出してわれに返る)

そうなんです。

上の娘が生まれる前後はインターネット系企業で人事の仕事に没頭していた時期。
毎晩遅くまで仕事して、タクシーで夜中に帰ることも週に一度や二度ではない状況、週末も研修などでつぶれることが多いワーカホリックな日々でした。

というわけで、家のことは妻任せでまったくダメダメだったんですね。
そんな生活ですから当然上の娘の日々の成長には目を向けることができておらず、今思うと妻にもかなり負担をかけてしまったなと反省しています。

ただ、仕事面ではあの時期のハードワークが今の自分の基盤になっていることも事実ですので、これは本当に難しい問題ですね。

40歳になった今、ようやくバランスも考えられるようになったので、まだまだ自慢できるレベルではありませんが、家族で子育てを楽しめる雰囲気になってきたことは大きな進歩だと思います。

とはいえ合格点には程遠いと思いますし、最近話題になっている働くママ動画のURLがソラ見たまえとばかりに妻から送られてきたりするので、依然として課題は多いんでしょうが、日々できることからコツコツと楽しみながらやっていこうと思っています。

父親の勘違いはこわいですね。
グサッと突っ込んでくれる人が身近にいて良かったなと思います。
帰りが遅い日に、こんな夜食を用意してくれる姉妹がいることに、感謝。
2014.12月 佐藤さん.jpg
総務部 佐藤

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