図書館のススメ

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

出口の秘書の貞岡です。今回は「図書館」の紹介です。
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(写真:佐賀県 武雄市図書館)

今年に入ってから、会社のそばの図書館を利用しています。近頃は、空調完備、明るい、キレイ、WiFiあり、飲食スペースあり、WEB予約可、と公共施設とは思えないほど快適で、隠れ家を見つけたようにワクワクしています。本屋も電子書籍も利用していますので、図書館は併用です。

古典や歴史書を何万冊も読んでいる出口の前では、本が好きとは言いづらいものがありますが、私は読書習慣のある家庭で育ちました。母はいつの間にか出口の書評ライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます)ブログを見つけ、その中からも読んでいるようです。父も、子どもの頃から本の虫で、食事中にこっそり読んでは祖父に怒られていたそうです。

私が子どものころは、週末は家族でスポーツをする以外に、近所の図書館に行くことが習慣でした。それぞれが館内を好きに回って5冊ずつ借ります。図書館は素晴らしい施設で、次のメリットがありました。

・当然、無料!
・幅広いジャンルに手が出せる
・気軽に手放せる
・家の収納を圧迫しない
・ほどよい返却期限がある
・自由に選べる

何より、子どもとして一番良かったのは、自分の意思で自由に選べたことです。お金がかからないので両親や本の値段と相談する必要もなく、読んでみてつまらなければ返却すればいいだけです。日本語の苦手な帰国子女でしたが、図書館に行く習慣のおかげで日本語を学べました。高校時代は図書館の自習室で勉強し、大学では調べ物のために校内の図書館にほぼ毎日通ったでしょうか。お世話になりっぱなしです。

読書の効能はいくつもありますが、図書館に通った結果「大量の文字を早く読めるようになった」ことが、社会人になってからは非常に役に立っています。新聞、メール、契約書、資料など、社会では大量の情報に触れるので、早く丁寧に読めるスキルは強みになります。そしてそれは、練習せずに長い距離を速く走れないのと一緒で、経験からでしか学べません。特に出口の読むスピードはすごくて、あそこまで速く丁寧に読めたら人生の濃度が違うだろうなぁと思います。

いまはネットで簡単に本が買えるので、何となく買って読まずに積み重ねるだけの「積読(つんどく)」という言葉を聞きます。電子書籍も、本をダウンロードしただけで読まないことがあるようです。図書館をうまく利用すれば、そんなことにはならずに済むのに、と思います。

最近のイチオシは、冒頭の写真について書かれた「沸騰! 図書館」という本です。人口5万人の町に、来場者100万人の図書館を作った実話です。前例の無い取り組みとしてニュースでもよく耳にしましたが、この本を読んでさらに行ってみたくなりました。私の拙い文章では面白さが伝えられないので、ぜひ成毛さんの書評ライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます)をご覧下さい。最近の図書館に興味が湧くのではないでしょうか。

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