菊の話とゼロベース

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

暦の上では立秋を過ぎましたが、現実の暑さはまだまだこれから、というところですね。

花たちも、乾燥にも耐え強い光が大好きな植物から、しっとりと秋の風を感じるものへ模様替えを考える時です。パンジーやビオラの種蒔きもそろそろで、冬から春への準備を始めます。

秋の代表的な花というと、菊でしょうか。
毎年多くの愛好家が品評展を目指し、丹精込めて作品作りに励んでいます。
菊にも種類があり、たくさんの新しい品種が生まれています。
最近は、菊とは思えないような形や色の品種も増えていますね。
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わたくしにもお気に入りの菊、「ボニータ」があり、春に新しく芽生えた新芽を挿し芽し、大きく育てた株の開花を心待ちにしています。
菊を育てる方はご存知かと思いますが、新芽を摘芯し分枝させ、1本が2本3本と枝を増やし、花芽を増やしていきます。
分枝点を眺めていると、ふと、社内で飛び交う言葉を思い出しました。

わたくしの菊の場合は、いかに姿良くたくさん花を付けさせるか、が目標。
知り合いの菊づくりの名手には「そんなに詰めちゃって大丈夫なの?」と心配されるくらい、思い切りよく摘芯というよりも剪定してします。
伸び過ぎ → 短く剪定 → 分枝 → 1本の枝が複数本へ → また伸び過ぎ → また短く剪定  という作業を繰り返していますと、ひとつの株が20本近い枝への株へと成長しているかもしれません。

ライフネットはたくさんの応援に応えグングン育ってきた会社。そろそろ一度立ち止まって、ゼロベースで物事を考える。
「これが本当に正しいのか」、「もっと違う方法があるのではないか」、「これからどう成長するべきなのか」。
ここから分枝が行われ、新しい枝に立派な花をたくさん咲かせるために。

ボニータを眺めながら、ライフネットの将来をも考えた夏の日のひとコマです。

お客さまサービス部
河野

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