驚異のコスパ 立見席のススメ!

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

プロ野球を観戦してきました。
昨今、プロ野球の人気低迷という報道を見ることがありますが、ゴールデンウィークと長島・松井両氏の国民栄誉賞受賞があいまって、正規のチケットは売切れ、巷のチケット再販屋さんでも値段が高騰するほどの活況ぶりでした。
そんなこんなで私はプレミアチケットを買える余裕もないので、立見席(1000円)で観戦することにしました。

立見席は内野席の後ろの通路で文字通り立って観戦します。特に場所は固定されず、自由に空いている所で見ます。今回はとても混んでいたので、人の輪が2重3重になっており、前の方の脇の下の隙間からバッターだけ見え、体の向きを少し変えると別の方の肩越しにセンターとライトだけが見える。という状態でした。

こう書くとやっぱり立見席は駄目だと思われますよね?

そんなことはありません。
まだ立見席をご経験されたことのない方の為にQ&Aを書きます。

Q1.隙間から部分的に見えても試合の状況がわからないじゃないか?
A1.大丈夫です!
立見席(通路)にはテレビがポツポツと置いてありますので、試合の状況はそのテレビで確認することができます。テレビは生放送といえども、電波を介している分、少し遅れて絵が映し出されますので、現場で歓声があがったら、すぐにテレビを見るとちゃんとオンタイムで観ることができます。(せっかく球場にいるのに・・というつっこみは無しで)

Q2.立ちっぱなしだと疲れない?
A2.疲れません!
野球は点数入れてなんぼ。ひいきのチームが攻めの回は全力で応援しましょう。守りの回は通路の階段に座って休憩をお勧めします。うれしいことに立見席のすぐ後ろは売店になっていて軽食や飲み物が充実しています。ナイターですと丁度晩御飯時ですしね。また、トイレもすぐ側なので便利です。攻守交代のタイミングは一時的に混みますが、立見席なら空いてるときにサッと済ませられます。(守りも見たい!・・というつっこみは無しで)

Q3.見えないのにどうやって応援するの?
A3.見えなくていいんです!
私設応援団の近くに立ちましょう。売店を眺めながら立見席(通路)を一周してみてください。すると一際盛り上がっている一角があります。目印はレプリカユニフォームと首タオルで、ソフトドリンクを一度に何個も注文している人達です。彼(女)等は、応援のプロです。各選手毎の掛け声、「ファールボールに注意してください。」という場内アナウンスに声援を被せない配慮など全てが完璧です。私設応援団はちゃんと分業ができており、試合の行く末を見て応援歌のリードを取る人、ひたすらリズムを取っている人、試合は見てないけど野太い声を張り上げて盛り上げる人。などなど。ですので、彼らについて行けば大丈夫です。(ついて行く必要ないでしょ?・・というつっこみは無しで)

全く試合を見ずに野太い声を張り上げていた私設応援団の女性の図
(Special thanks to Hiraguri-san)
130522.JPG
いかがでしょうか?

その日の試合は延長の末、社会人野球を経由しプロ入りした苦労人の派手さはないが技ありのピッチャー返しでホームチームのサヨナラ勝ち。打ったシーンはもちろん生ではなくて、テレビで見ましたが、立見席の見知らぬ方々とハイタッチをして盛り上がりました。立見席であっても、現場でのスポーツ観戦ってとても楽しいです。

内野席やロイヤルボックスシートでは体験できない世界がたったの1000円であなたを待っています!

以上、事前にゴールデンウィークの計画を立てられないシステム部の新井山でした。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加する
  • Twitterでつぶやく

ページの先頭へ戻る