こんにちは、堤(健)です。
みなさんは8020(ハチマルニイマル)運動をご存じでしょうか。
1989年(平成元年)から厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
健康な歯を保つことで歳をとっても不自由なく美味しいものが食べられる。
歯の健康は心身ともに豊かで楽しい人生を過ごす上で欠かせない要素の1つなのですが、歯を失う原因として最も多いのが歯周病なのだそうです。
私の中では、歯周病というと何となく50代以降にかかるものといった認識だったのですが、何を隠そうこの私も、40代前半にして歯周病予備軍の宣告を受けてしまいました。
これまで歯医者といえば虫歯の治療でお世話になるだけでしたが、昨年9月に歯茎の痛みと出血で受診して以来、定期的に通院して、歯垢の除去とブラッシングの指導を受けています。
専門家から指導を受けて分かったのは、力任せのブラッシングは歯茎を傷めるだけということ。以前は、替えたばかりの歯ブラシ(かため)が2週間もすると毛先が開いてしまっていましたが、今は歯と歯茎にブラシが触れるくらいの感覚なので、早々にダメになることもありません。
具体的には、朝晩の食後に、きまって以下のサイクルを実践中です。(昼は手ブラシのみ)
1. 電動歯ブラシを使い上下裏表各30秒(計2分)のブラッシング
2. 奥歯や歯の裏側などはポイントブラシを使って1本1本丁寧にブラッシング
3. 仕上げはデンタルフロスを使って歯と歯の間の汚れを除去
4. 最後に、デンタルリンスで口の中をさっぱり清潔に
このサイクルを続けて半年。先日、クリニックの先生から、「上手に磨けてますね。格段に症状が改善されていますよ。この調子で頑張りましょう」と言われて、やや天狗状態に。
昼休み、洗面所で歯を磨く同僚にブラシの指導をしたら少し迷惑そうな顔をされてしまいました。