今年も母親の誕生日がやってきました。
私は男兄弟ということもあってか、親とのやり取りはどこか照れ臭く、電話もメールも必要最小限で、家族とのコミュニケーションは密とは言えません。
思い返してみても面と向かって「おめでとう」と言ったことは記憶にない薄情な息子です。
言葉でうまく表現することは難しいのですが、今の自分がここにいられることへの感謝の思いの表現方法として、社会人になってから毎年両親の誕生日にはプレゼントを贈るようになりました。
プレゼントと言ってもメッセージカードもありません。
ただ、誕生日当日にプレゼントが着くように宅急便で送るだけ。
それでもきっと気持ちは伝わるだろうと思い毎年続けています。
今年も荷物を受け取った母からメールが来ました。
母：今年もありがとう おかしもいいね
私：ものは何買っていいか分からなくてね。今年はおかしで勘弁してください。
母：おかし大好きだよ
母からの絵文字や句点もない短いメールを見ると、どうやら私の不器用さは男兄弟が原因ではなく、母譲りなんだなと感じました。
(*) 絵文字はちゃんと使える母です。
システム部 横澤
