Fly Us To The Moon

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ライフネット生命 スタッフ

こんにちは、マーケティング部の川端です。
ビリリと肌に突き刺す冬の風が心地よいですね。澄んだ空気のおかげで夜空の観察が捗ります。田舎にはかなわないけれど、明るい都会でも、1等星のシリウス(おおいぬ座)、プロキオン(こいぬ座)、ベテルギウス(オリオン座)を結ぶ冬の大三角はしっかりと楽しむことができます。また、オリオン座の右上に目をやると、少し赤みがかったアルデバラン(なんとその直径は太陽の44.2倍)、そのすぐ近くには木星がいっそう輝いて見えます。

木星を望遠鏡でのぞいたとき、木星とガリレオ衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)が一直線上に並んで見えました。たとえ小さくても、図鑑や映像でしか見たことのない衛星や惑星をこの目で見ることの感動は、想像以上。地球と木星の間は、6億km以上離れていることになりますが(太陽から木星の距離:約5.2AU-太陽から地球の距離:1AU=4.2AU 1AU=1億4960万km つまり1億4960万km×4.2AU=6億2832万km)、その距離がスッと縮まったかのように思えるのだから、さながら、お手軽な小旅行?いやいや、それ以上の贅沢かもしれません。

望遠鏡は、息子へのクリスマスプレゼントでしたが、まだ息子だけでは目当ての星を探したりすることが難しいため、私がセッティングを担当しています。望遠鏡とセットで贈ったのは宇宙の図鑑。ただ星を見るというよりは、太陽系のことやブラックホール、暗黒物質のことなどを学びながら夜空に親しんで欲しかったからです。

保育園に飾ってあったサンタさんへの手紙には「恐竜のオモチャ」と書いてあったので、半ば強引なプレゼントになりましたが、今のところ就寝前の本に宇宙の図鑑を選んでいるところを見ると、喜んでくれたかな。「今日も月に行こうね!」「今度は木星にも行きたいな~」と、息子の中でも、天文単位の小旅行は特別のよう。いつか、もっとハイスペックな望遠鏡で天体観測できたらいいなと思いつつ、今宵もベランダから月へ飛び立とうと思います。Fly us to the moon!

*写真は、iPhoneで撮影した月。カメラ用のアダプターを使ったわけではないので、ぼやけていますが、クレーターは確認することができます。(接眼レンズ35倍)
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