保険の比較をしました

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。小川です。

先日、保険の比較をする機会がありました。

と言っても損害保険の話ですが、わたしが住んでいるマンションの共用部分の損害保険の契約でのことです。たまたま管理組合の理事長をしている関係で、管理会社より契約書に署名を依頼されました。

管理会社からは、前期の総会で承認を得ているとのことで一番安いところにしたとのことでしたが、詳細が不明だったため改めて各社の見積内容も比較したうえで判断をさせてもらうことにしました。

このタイプの保険は、居住用建物の共用部分が、災害、風災等や盗難等で被害が発生した場合に補償される保険で、数日以後比較資料が届きました。

見積書資料を見る限りでは、基本契約の保険料は、建物の共有部分の面積や築年数、構造、共用部分の評価額で決まるようで、特約の有無の差はあるものの、基本の補償内容は各社ほぼ同一でしたが、ある会社のパンフレットに「補償内容をシンプルにし、わかりやすくしました。」と書いてあるのが目にとまりました。

さらに保険料を見ると、一番高い会社と一番安い会社で約1割、数万円もの開きがありました。これには同じような補償内容でなぜこれほど保険料の差が出るのか疑問に感じました。

因みに、損害保険業界は「損害保険料率算定機構」という非営利団体組織があり、ほとんどの会社が加入しているようです。
この組織は、会員である保険会社から提供されたデータに基づき、火災、自動車などの保険料算定に関する参考データを提供しているようで、会員会社は、これらのデータを保険料率の算定の基礎として用いることが出来るそうです。

ここからは推測ですが、今回比較した損害保険会社はいずれも「損害保険料率算定機構」の会員で、この料率を参考としているものと思われますので、保険金の支払をするための純保険料の額は大きな差はないものと思われます。
そうすると、今回の保険料の差は、主に付加保険料の差ではないかと想像がつきます。

それから、もう一つ気が付いたのは、このようは保険はすべて代理店を通さなければ購入できず、ビルやマンションの管理会社は通常複数の保険会社の代理店となっていることが多いのではないかと思いました。
さらにこのような場合、余程のことがない限り、管理会社以外の代理店から購入するということは考えにくく、恐らく手数料の高い会社の保険を勧められるケースが多いのではないかと思いました。

なお、今回の比較におけるわたしの選択は、比較要素の不透明さを感じつつも、保険料とわかりやすさで判断しました。
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