アマリリス

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

小寒が過ぎ、ますます寒さが厳しくなる頃となりました。いかがお過ごしでしょうか。

最近、フラワーショップでアマリリスを見かけるようになりました。
少し前は、水栽培で見かけることが多かったのですが、最近のものは切り花です。
クリスマス前に見かけ、まだ蕾で、花の色は“緑がかったクリーム色”という説明を受けたものの、どんな色の花が咲くか想像できず、興味深く購入してみました。

良さそうなものを選んでもらい、水差しから引き揚げた茎の先を見ると、可愛げにクルッとカールしているではありませんか。そう、クルンとした睫毛のように。
「珍しい水揚げ方法ですね。」と声をかけると、「自然にカールしてくるんですよ。」とのこと。
それはますます興味深いじゃないですか!
丈を適当な長さに整えてもらい、帰宅し花瓶に挿し2晩ほど経った頃でしょうか。40~50センチほどあったアマリリスが花瓶に埋もれてしまっています。折れてしまったのかと不安げに花瓶を覗くと・・・。なんと、カールし過ぎです。
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ちょっとこれ、説明不足ではありませんか? こんなに短くなってしまうのであれば、長さを整えてもらう必要はなかったのではないですか?と小言を言ってみたくなるくらいなのですが、これはこれで愛らしく、ガラスの器に替えて楽しんでいます。
手品のような楽しい出来事ではありましたが、スラッとした姿がアマリリスのご自慢なのに、とっても短くなった姿が少し不憫でもあります。
今回はとても底の広い花瓶に入れたから?
あまり余裕のない花瓶であればここまでカールしなかったの?
疑問はふつふつと湧き、新たなもう一本での実験を検討中です。

「自然にカール」と説明をしてくださった店員さんにとっては当たり前のことだったのかもしれません。
でも、「自然にカールしますが、丈がとても短くなります。」と説明をしてくださる方が親切でした。

お陰様で今では多くのお申し込みをいただくようになった当社ですが、日々の忙しさに追われ、お客さまへ、「もう少し詳しくご説明をしていれば」、「もう少し違う言い方をしてさしあげていれば」、と後悔をすることもあります。
慣れることも大切ですが、慣れてしまったことで起こる失敗もあります。
アマリリスの出来事を通して、きめ細やかな対応を考え直してみようかと思います。

お客さまサービス部 河野


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