ストレートネック

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

私は以前から数か月毎に数日間続く頭痛に悩まされてきました。
この頭痛のやっかいなところは、頭痛薬が効かないことが多く、痛みが長時間続くところ。

10月の終わりにも頭痛に襲われたのですが、その時は今までにない強い痛みで椅子に座っていることも辛く、吐き気や手の痺れもあったためこれはおかしいと思い、近くの脳神経外科を受診したところ、早速、脳のCTと首のレントゲンを撮ることに。
撮影後、緊張して待つこと15分、先生に呼ばれて診察室に入ると、モニターには先ほど撮影した脳のCTと首のレントゲン写真が。
幸いにも脳に異常は認められませんでした。
一方、首のレントゲンを見た先生は即座に「頭痛の原因は首だね」と診断。
頭痛の原因は頭ではなく、それを支える首にあるそうなのです。

みなさんは「ストレートネック」という言葉をご存知ですか?
文字通り「真っ直ぐな首」という意味です。

首は本来、背骨にかけてゆるやかなS字に曲がっていて、頭の重さによりかかる負担を逃がしているそうなのですが、ストレートネックになると首のカーブが失われ、頭の重さによる負担がもろに首や肩にかかるそうです。
これにより肩コリ、首コリや筋緊張型頭痛が引き起こされます。
代表的な原因はパソコンや携帯の長時間使用によるうつむき生活だそうで、ストレートネックは現代病と言えます。

私の首はそのストレートネックなのだそうです。
そう言われてレントゲン写真を見ると、私の首はカーブが全くなく、定規のようにピーンと真っ直ぐに前方に伸びています。
普通の人は壁に背中をつけて立った場合、頭も壁につくそうなのですが(つまり、体が真っ直ぐ)、私はこぶし1個分以上も頭が前に出ていました。
デカくて重い私の頭をこの状態で支えていれば、首や肩が悲鳴を上げるのも当然です。
マッサージに行っていつも驚かれる肩や首のコリの原因もこれでわかりました。

とりあえず頭痛薬と筋弛緩薬で凝りをほぐして頭痛を治すことに。
飲み続けると確かに頭痛は落ち着き、肩と首のコリも楽になってきました。
しかし、筋肉が弛緩しているため、力が入らず、ふわふわした感じになります。
やはり薬には怖い部分もあります。
首の曲線を元に戻さないことには根本的な解決にはならないため、最近はうつむかないように、また、パソコンの画面を見る時に首を伸ばして見ることのないよう、姿勢に気をつけて生活しています。
数年かかって真っ直ぐになった首を元に戻すのは簡単ではないと思いますが、頭痛とお別れするため、気長に元に戻したいと思います。

お客さまサービス部
川口

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