学芸会

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは、システム部の松尾です。

先日、娘が通う小学校で2年に一度の学芸会がありました。
五年生の娘は最後の学芸会になるので、家での練習も張り切っていました。

今どきの学芸会では同じ役を複数名で演じます。つまり主役もそれ以外も3部構成くらいで入れ替わり、子ども達みんなにまんべんなくセリフが振り分けられているのです。
初めて鑑賞した時は、同じ役を異性の児童が演じている場合もあるとは知らず、混乱してストーリーが分からなくなったことを覚えています。

昨今の平等主義を反映してか、みんなが何らかの形でスポットライトがあたる構成になっているので、先生方もさぞ苦労されているのでしょうが、これにはやっぱり違和感を感じる部分もありました。
演芸の世界にはどうしたって表舞台に立つものと裏方が存在するのだし、だからこそいい作品が生まれるのではないでしょうか。あまり平等主義に走りすぎては、個性がなくなってしまうようで少し心配です。

私は子ども時代、その他大勢のタイプだったので、その配慮を間違っているとは思えないけれど、いやでも不平等ななかでも競争しなければならないときがあるから、今からそれに対応した教育をして欲しいと願ってしまいます。

とはいえ、もしも娘が舞台の裏方であったとしたら、それでもやっぱり惜しみない拍手をしていたのだろうか?そんなことを考えながら最後の学芸会が終わったのでした。


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