ちくちく、とつれづれ

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

ちくちくちく.....、と先日、数年ぶりにお裁縫をしてみた。お裁縫と言っても、裾がほつれたワンピースや、スパンコールが1つだけ取れたドレス、裾がてれ~んとなるパンツの折り返しの修理、ボタンつけなど。
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随分久しぶりなので、少し不思議な気分になる。

・・・そういえば、昭和な漫画やドラマで、男の子の制服とかスーツのボタンが外れたのを、女の子が器用に付けてあげて、そこで「ぽっ」と恋が芽生えるような、ストーリーがあったような・・・。ん?そもそも、日本以外にこれは「萌え」ポイントになりえたのかしら?海外の友人がお裁縫をしているのとか見たことないし、そもそも「お裁縫キット」を持ってる人って見たことないかも。多分クリーニング屋さんにお願いをするだろうな。もしくは国によってはさっさと新しく買い直しそう。

ライフネットには少なくとも、お裁縫キットを常備or持ち歩いている人間が知ってるだけでも周りに数名。備えあれば憂いなし。

そして、先日ネットイヤーの石黒さんと当社の岩瀬が日本の教育について対談をした記事でも、アメリカでは家庭科の授業がないので、アメリカで育った石黒さんの息子さんはボタンをつけることもできないと思う、と語られていたことを思い出した。
ダイヤモンドオンライン ライフネット生命 岩瀬大輔×ネットイヤーグループ石黒不二代対談ライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます)

私はけっして器用な方ではなく、むしろ不器用な部類に入ると思うのですが、海外にいた時に、美容院へ行って見事に右と左の髪の長さが違ったスタイル(残念ながら、アシンメトリーな最先端デザインとかではなく)になってからは、自分で合わせ鏡で髪を切ったり、自分でやった方が早い+少しはマシかも、という理由で、簡単な修理をしたり、とこんな経験が原因で、「モノを修理するのが結構スキ」という一風変わった習性が。挙げればきりがありませんが、アロンアルファ、ペンチ、お裁縫セット、ガムテープ、消しゴム、マニキュア、などは私の愛する相棒達です。

今振り返ってみると、レベルはさて置き、なんとか自分のことは自分でできる生活力や日本人の器用さは意外と、家庭科教育で養われたのかも、なんて思いました。

興味深いのは、最近では小学校の家庭科の中に、

「身近な消費生活と環境」
・物や金銭の使い方と買物
・環境に配慮した生活の工夫
(以上、ウィキペディアより)

という項目も見られて、無駄使いしちゃだめです、お買物に行く時はマイバッグを持っていくとか書いてあるのかしら。最近はFXや投信の取引上の注意とかもあったりして。生命保険についても書いてあるかな?(書いてないと思いますが)と、ふと、教科書を開いて見たい衝動にかられました。

確か私が小学校の時は、消費生活なんて項目はなかったような。

日本の教育もなかなか素晴らしいなと、少し誇らしく思ったのと同時に、増加の一方を辿る単身世帯や今後増えるであろう若年層の共働き世帯にはますます必要とされる技術かも。
私も、もっとちゃんと学習しておくべきだった!
と、色々妄想をしながら、指に針を刺すこと2回、出来上がったアイテムは、かなり応急処置的な出来となりました。

それでも、日常生活の小さな達成感を得て少し幸せな気分になったマーケティング部のYでした。

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