匂いや香りを使ったマーケティング

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。マーケティング部の岩田です。

突然ですが皆さん、好きな匂いや香りはありますか?
例えば、香水やシャンプー、柔軟剤といった定番のものから、香りつきの消しゴム、ペットの肉球の匂いや子どもの頭の匂い、靴下の(以下自粛)と人によって好きな匂いや香りは様々かと思います。

匂いや香りには、気分を高揚させる効果や、過去の記憶や思い出をよみがえらせる効果もあるといわれており、最近では感性マーケティング(人間の五感に訴えかけ、認知や販売を促進する手法)として企業が「匂いや香り」を積極的に活用し始めています。

この「匂いや香り」を販売促進に使用する事例について、ニュースで見聞きしたこと、実体験した事を紹介いたします。

●スーパー
スーパーの食品売場にカレーの匂いが出る機械を設置したところ、カレー具材の売上がアップしたとのことです。特に、何も献立を考えずに来店したお客さまに対して「カレー」を想起させる事に成功したとのことです。
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※個人の体験としては、独身時代、他人が食べている「カップヌードル カレー味」の匂いを嗅ぐと、毎回ダッシュでコンビニまで買いに行ったことが多々あります。

●ファッション
「アバクロンビー&フィッチ(以下、アバクロ)」の店内は、ブランド独自の香りが充満しています(充満という言葉がピッタリだと思います)。
さらに香り以外の仕掛けとして、店内の照明を落とす、大音量で曲を流す(アバクロのウェブサイトでも曲を聴くことができます)、カッコいいモデルさんのダンス!と、購入したくなる気分を高めてくれます。

しかも、店舗を出たお客さまの髪や服に「アバクロの香り」が残る為、街ですれ違う人々に「アバクロ」のPRを間接的に行うことになります。
※「アバクロの香り」はブランドロゴが入ったショッピングバック以上に他者に対してのアピール力があるかもしれませんね。

ちなみに、当社は唯一のお店がインターネットの為、お客さまに匂いや香りを伝える事が出来ないのが残念で仕方がありません。


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