イヤ、ダメ、チガウ、ジブンデ

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

しばらく季節感がわからなくなるような暖かい日が続いていましたが、ようやく空気も冷たくなり朝の清々しさが来るべき冬の到来を感じさせてくれるようになりました。

さて、先日とあるイベントにて「子ども椅子」を作るワークショップに参加する機会がありました。特に好みの家具メーカー主催ということで、このイベントは個人的に待ちに待ったという催しです。

そして、ある程度予想はしていたのですが、周りは組み立て作業ができるようなある程度大きなお子さんをお連れのファミリーが多いなか、わが家は10ヶ月のチビ(息子)を連れての参加・・・。

当然わたしが作業担当となり、周りの小さなお子さんが失敗を繰り返すなか、大人気なく張り切り
すぎて途中指から流血するハプニングに見舞われながらも黙々と作り上げる私。
その目の前ではチビもその場立ちして、工具を振りまわし「バブゥ」という、絵に描いたような台詞で「やらせて」と云わんばかりに詰め寄る姿。
早くもチビの自己主張のとらえ方について考えさせられ、大人気ない自分が少々恥ずかしくもなりました・・・。

子どもの「いや、だめ」は「自分でするの、自分で考えるの」というサインだとも言われるようで、まだまだ先のことかと思っていましたが、このサインを前提に考えるとまだ言葉にならない宇宙語の翻訳の仕方も随分変わってくると思います。

子どもに限らず社会においても同じことですが、「イヤ、ダメ、チガウ、ジブンデ」といった遠慮ない自己主張に対し、「良性」な自己主張的な攻撃と理解し、その行動を引き出す雰囲気づくりの重要性は、子どもの姿を見て現在から極めて高いと、改めて思った次第です。

息子のために作った椅子ですが、結果的には思いっきり自分趣向に仕上がった子ども椅子。
受けいれてくれるかどうかは、もう少し先の結果を見守りたいと思います。

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マーケティング部 加納

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