しまする

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

自分の名前を「かたせつ」で変換しています、片切です。

辞書設定などがよくわかっていなくて「かたぎり」で変換すると「片桐」になってしまうため、こうするのですが、 実は以下の理由で、慣れると「かたぎり」変換より「かたせつ」変換の方が楽に打てるから、ということもあります。

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ややマイノリティーかと思いますが、自分は日本語の文章をローマ字ではなく「かな入力」で打っています。 昔、2年ほどやっていたアルバイトで仕込まれたのですが、それ以前にはパソコンなどあまり触ったこともなかったため、 相対的にローマ字入力よりは、かな入力に慣れてしまったのです(あくまで相対的にですが)。

そうすると、「かたぎり」では5つの文字を入力しなければならないのに対し、「かたせつ」では4つで済みます。 本当に少しの差ですが、打ち易さの違いもあって「かたせつ」の方が有利なのです。 ただし、焦って打つと「片瀬つ」となってしまうのが欠点です。

あまり「かな入力」に馴染みのない方のために、少し説明しますと、 日本で使われている多くのキーボードには、アルファベットの他にひらがなが書かれていると思いますが、それに従って入力することを指して「かな入力」と呼ぶ、と自分では認識しています。

一つの文字を2回のキータッチで打ち込むことが多いローマ字入力に比べ、一回で済む文字の多い「かな打ち」では、同じくらいの習熟度でおよそ1.5倍速く打てると言われています。一方で、下記のようなデメリットもあるので注意が必要です;

例えば、「じょじょ」と入力する場合、ローマ字では、j、o、j、o、の4タッチでいけますが、かな入力では、「し」「゛」「Shift+よ」を2回繰り返す必要があり、逆に回数は増えてしまいます。しかも、Shiftキーを押すタイミングを間違えると、「よ」が小さくならないこともあります。

これと同様の間違いでよくしてしまうのが、「。」です。かな入力では、「。」は「Shift+る」なのですが、これをうまくやらないと、「片切でする」とか、「お願いしまする」となってしまいます。うっかりそう書いてしまって、一人で笑ってしまうこともしばしばです。そのままメールを送信していないか、ときとぎ不安になります。

別のデメリットとして、使用するキーの範囲の広さが挙げられると思います。単純に考えて、アルファベット28字に対し、かな五十音ですから、倍近くのキーを使用することになります。

キーボードをご覧いただければわかると思いますが、ローマ字入力では数字や記号として使うキーに対しても、通常のかなが割り振られているのです。「ぺー」なんて大変です、同じことをローマ字入力のままやると、^[\、となってしまいます。

そんなわけで、かな入力について簡単に書いてみましたが、そもそも数理部の自分にしてみると日本語の文章を書くことはそれほど多くなく、むしろアルファベットとか数字の方がよく使うのではないかと思います。社員ブログを書くときはもちろん「かな入力」ですが。


数理部 片切 嘉

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