リタイア

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。 企画担当の堅田です。

去る5月17日、佐渡島で開催された日本有数の自転車大会の一つである、「2009スポニチ佐渡ロングライド210」ライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます)に、ライフネット生命の自転車部の仲間と共に挑戦してきました。

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(上の写真はスタート前の様子です)

雨のち雨、ときどき集中豪雨…という悪天候の中(なんと、過去4回開催中3回は雨!)、全国から集まった自転車好き2600人強。 午前5時45分のスタートに向けて続々と会場に集まり、冷たい雨に打たれながら静かに号砲を待つ選手たちの姿はさながら修行僧 – いや、ただのモノ好きの集まりか…。中には、半袖短パンにヘルメットの上からシャワーキャップ(髪の毛が濡れないように?)だけというツワモノもいました。

これまで大会では最長100km、練習でも150kmしか走ったことがないという身の程をわきまえず、自分がエントリーしたのはもちろん(?)最長のAコース – 佐渡島1周210km。

そんな無謀な挑戦に神様も呆れたのか、前半こそ雨ニモマケズ、風ニモマケズ、急坂ニモマケズに、快調にとばしていたのですが、中間地点である両津港のBS=Bento Stationの手前で急ブレーキ。 以前、ハーフマラソンで痛めた左ひざの痛みが再発してしまい、初めて公式大会での「リタイア」を経験してしまいました。

考えてみれば、ケガをしたハーフマラソンも、今回の佐渡もオーバーペースが祟ってのケガ。 中学・高校自体時代に所属していたバスケットボール部のコーチが繰り返し言っていた、

「試合では、練習以上の力は絶対に出ない。だから、練習では120%の力で挑戦し続けろ」
という教え(命令)を改めて思い出しました。

(それなりに)練習を重ね、大会直前3日間でパスタとラーメン合わせて5食という念入りなカーボローディングライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます)、そしてバッグには210kmを乗り越えるための大切な「燃料」となるミニ羊羹1ダースを積み込み、準備万端で臨んだ大会だっただけに、リタイアはまさに苦渋の選択でした。

ゼッケン返却後、愛車とは別にバスで運ばれた先は冷え冷えした体育館。 仲間の到着を待ちながら、一人で食べる羊羹の味はもう思い出したくありません…(笑)。

バスケットマンのバイブル『スラムダンク』ライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます) の最終巻で、無名の湘南高校にまさかの敗北を喫した山王工業の堂本監督曰く

「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」

この悔しい経験をバネに、「地道に練習を重ねること」そして、「練習以上の結果を出そうと無理はしないこと」を心に誓った、初めての、そして貴重な貴重な「リタイア」経験になりました。

仕事でも趣味でも、本番では80%の力が出せれば御の字と心得て、早め早めの準備を心がけたいですね。

堅田 航平

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