からあげ定食を頼むときは必ずアジフライをトッピングすることに決めている渡辺（システム部所属）です。
突然ですが、私は数学の話題を素地にした本を読むのが好きです。
専門書を手に取ることはないのですが、たとえば小川洋子さんの『博士の愛した数式』といった小説や、サイモン・シンさんの『フェルマーの最終定理』といった一般向け科学書などです。
これらの本の中で、必ずといって良いほど目にするのが素数です。
ご存じのように１とその数自身以外に正の約数が存在しない、１より大きな自然数というだけの括りで表わされる数ですが、現代数学の重要な問題と深い係わりがあるようです。
たとえば、皆様が普段お使いのインターネット通信でも、通信を暗号化する場合の根源的な部分では、素数を利用していたりします。
本の話しに戻りますが、最近手にした『プライムナンバーズ』という本は、素数に関連する話題のみをアルファベット順に片っ端から並べた、ちょっとマニアックな本ですが、ぱらぱらとめくって気軽に読むことができました。
数学好き、素数好きの方に、お勧めしたい一冊です。
