おコメ

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。お客さまサービス部の馬場です。最近、玄米食を続けています。

今シーズン、千葉県鴨川市の「棚田倶楽部」に参加して、米作りの体験をしました。

「棚田」とは傾斜地に開かれた田んぼのことで、景観は美しく、しかしその立地のために平地に比べると作業を機械化することが難しいようです。
「棚田倶楽部」とは、その作業の手間ゆえに耕作放棄されがちな棚田を、都市住民の余暇を労働力に充て、その美しい景観を維持し、都市住民の米つくりに対する理解も深めよう、という目的(私の解釈によります)を持つ団体です。

基本的には手作業で、畦塗り、田植え、草取り、稲刈り、脱穀など、農家の方々にずいぶん手伝ってはもらいましたが、一通りの大まかな作業は体験することができます。中でも稲刈りは大変な重労働で、Tシャツを絞れるほど汗をかき、熱中症で倒れるんじゃないかと思いました。昔の人の苦労が少しだけ、わかった気になれます。

自分の田んぼで採れた米は、玄米で持ち帰ります。
今まで意識して玄米を食べたことは無かったのですが、精米するのが面倒だったのと、せっかくの米を削るのが何かもったいなかったので、ついでに健康に良いとも言われているので、まずはそのまま玄米で食べてみることにしました。

食べてみると、噛むほどにおコメの味(?)がして、結構いけます。玄米を食べた後の白米の味は、なんだか物足りなくさえ感じます。今までおかずと一緒に噛んでいた白米ですが、玄米は味が強いのでおかずと別で噛むことになり、納豆や明太子などの味の濃いぶっかけ系のおかずは減り、箸の進め方も変わります。

私自身は大変満足のいったイベントで来年もやりたいのですが、一緒につき合わせた子供達には、作業はつらく、玄米も舌に合わないようで、サンショウウオ、イモリなどとの出会いや、田んぼでの流しそうめん等の楽しみを加算しても、残念ですが今のところ、またやりたいという気にはならないようです。

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