ヒヤッとした・・・・・

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。お客様サービス部のKです。

今朝、あまりにも恐ろしい事実を目の当たりにしました。
この事実は皆さんに知っていただきたいです。

今朝出勤のため、半蔵門駅の出口から会社方面に歩いていました。交差点をさしかかった時、私が向かう方向とは別の横断歩道を赤信号にもかかわらず、ひとりの女性の方が渡りだしたのです。思わず、「赤信号ですよっ!!」と叫び駆けよりました。
その方は、ハッとして慌てて後ずさり、「ありがとうございました」と、ぺこりとお辞儀をして微笑みました。その時、この方が視覚に不自由のある方であることがわかりました。一瞬にして鳥肌が立つと同時に恐怖と安堵感が私を襲いました。もしも私が通りかからなかったら…と。なぜなら、周囲には他に誰もいなかったのです。
「どの方向に向かっていらっしゃるのですか?」と尋ねると、微笑みながら「まっすぐです」とだけおっしゃいました。私は青信号に変わるまで一緒に待ち、その後は後から並んできた別の方に付き添って信号を渡ってもらい、その女性の方と別れました。

なぜ近代都市のど真ん中であるのに、こんなにも危険な状況が野放しにされているのかと嫌な冷や汗をかいた後に、何とも云い難い心境になり、これまでの日常では気がつかなかった事実を知って、この状況を変えることは出来ないのかという気持ちで今一杯です。
こんな事が実際にあったのだという事を少しでも多くの方に知っていただきたいと思い、今回ブログに書き込んでいます。それではどうしたらこの危険な状況が改善されるのかと考えました。もしも社会全体が助け合いの精神を日ごろから当然のように持っていたならば、その方は一人では渡ろうとせずに、先ず誰かのちょっとした手助けを待ったのかもしれないと。身体的に不自由がある方々が人助けをうけることを躊躇しなくてよい社会づくりが(人々の心がけが)大事なのかもしれません。

当社の出口のメッセージにある『共助の精神』は、社会生活上での人々の心がけとしてもとても大事なようです。施設のバリアフリー化や環境整備の充実はもちろんですが、身体的に不自由がある方々が人々の心遣いをうけることを躊躇しなくてよい社会になることを心から願います。

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