生命保険の選び方のコツ!

生命保険の基本的な知識や用語を解説

女性保険とは?
医療保険との違いと女性保険の仕組みについて解説

記事要約
  • 女性保険では通常の医療保険で得られる保障に加えて、女性特有の病気が原因の場合に給付金が上乗せされる
  • 女性特有の病気には乳房・子宮・卵巣に関わる病気および妊娠分娩などの合併症がある
  • 妊娠・出産を望むなら、早めに医療保険または女性保険を準備した方が良い
目次
  1. 女性保険でカバーできる女性特有の病気とは?
  2. 女性保険のメリット
  3. 女性保険に加入する時に気を付けたいこと
  4. まとめ

1.女性保険でカバーできる女性特有の病気とは?

女性保険とは、その名のとおり「女性専用」の保険です。女性特有の病気で入院したり治療したりする際の保障が手厚いのが特徴です。

女性特有の病気にはどんなものがあるの?

女性特有の病気には乳房や子宮、卵巣に関わるものがあります。

特にがんについては、乳がん、子宮がん、卵巣がんといった女性特有のがんが占める割合は、女性がかかったがん全体に対しておよそ46%と半分近くを占めています(厚生労働省「平成29年患者調査」より)。

乳がん
22.9 万人
子宮筋腫
11.6 万人
子宮がん
(頸部・体部)
5.6 万人
卵巣機能障害
13.1 万人
女性がかかるがんのうち、
女性特有のがんが占める割合は
46

出典:厚生労働省 平成29年患者調査

乳がんの患者数は年々増加しています。

乳がん罹患者数
乳がん罹患者数(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」)

出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」

乳がんはがんの中でも非常に生存率が高いので、長く付き合う可能性が高い病気といえます。その分治療費もかさみがち。女性保険で充実した保障を準備しておくと安心です。

女性のがん罹患数の順位

出典:国立がん研究センターがん情報サービス 全国がん罹患データ(2016年~2018年)

女性には妊娠出産によるリスクも

女性の患者数は男性の1.33倍もいます。その理由は、女性には妊娠・出産で通院・入院する機会があることと、子宮などのように女性にしかない臓器があること、男性よりも長生きすることが考えられます。すなわち女性は男性に比べ、より備えが大切と言えるのです。

女性の患者数(厚生労働省 平成29年患者調査)

出典:厚生労働省「平成29年 患者調査」

妊娠や出産は病気ではないですが、切迫早産、異常分娩や子宮外妊娠などの合併症といった命に危険を及ぼすトラブルと背中合わせであり、長期入院のリスクも少なくありません。産休に入る前に切迫早産で長く会社を休まざるを得ないケースもあるのです。
(※ライフネット生命の終身医療保険は、正常妊娠、正常分娩は給付金のお支払いの対象ではありません。)

2.女性保険のメリット

通常の医療保険で入院給付金日額を倍にするよりお得

医療保険は、どのような病気やケガで入院や手術をした場合も原則保障されます。一方、ライフネット生命の終身医療保険「じぶんへの保険3レディース」の場合は、医療保険と同じように病気などの種類問わず保障されますが、女性特有の病気やがんなどで入院した場合、保障が上乗せされるのが特徴です。

通常の入院給付金に上乗せして女性入院給付金が支払われるタイプが多く、例えば通常の入院給付金日額が5,000円だった場合、女性特有の病気を原因とする入院の時には更に5,000円の日額が上乗せされ、合計で10,000円の入院給付金を受け取れます。

女性特有の病気の時だけ日額が倍になるので、すべてのケガや病気に備えて日額を倍にするより保険料が割安なのがメリットの1つです。

女性特有の病気の場合は個室や少人数の部屋を希望することが多い

女性特有の病気で入院する場合、プライバシーを守りたいと個室や少人数の部屋を希望することが少なくありません。個室や少人数の部屋に入院すると、公的な医療保険が適用されない差額ベッド代が発生します。仮に1日6,000円の差額ベッド代が発生した場合、3日間の入院で18,000円もの支出になってしまいます。更に、入院中の食事代や治療費の自己負担分も加算されるので、たとえ短い入院だとしても思いがけず大きな出費になることもあるのです。保障が上乗せされるため、差額ベッド代を気にせず個室を選択できるのは安心でしょう。

平均的な1日あたりの差額ベッド代

1人部屋7,837

2人部屋3,119

3人部屋2,798

4人部屋2,440

平均6,188
差額ベッド代の基準

1.1病室4床以下

2.面積が1人あたり、6.4㎡以上

3.ベッドごとにプライバシーを確保する設備

4.個人用の私物収納設備・照明・小机・椅子の設備

出典:厚生労働省 平成30年11月「中央社会保険医療協議会 総会(第401回)主な選定療養に係る報告状況」

3.女性保険に加入する時に気を付けたいこと

5人に1人が帝王切開

女性の場合は、妊娠・出産のときの状況により、その後、希望する医療保険への加入が難しくなることがあります。通常の妊娠・出産は病気ではないので、入院給付金や手術給付金を受け取ることはできませんが、当社の終身医療保険では、切迫流産や帝王切開などの入院手術は給付の対象となります。特に近年は、帝王切開による出産が増加傾向にあり、約5人に1人が帝王切開による出産をしています。

帝王切開率の推移

出典:厚生労働省「平成29年(2017)医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」の「診療棟の状況」より引用改変(各年9月1か月間の調査データを元に算出)

妊娠・出産を考えているなら早めの加入を

仮に医療保険未加入の状態で帝王切開による出産をした場合、次の妊娠出産に備えて何かしらの医療保険に入ろうとしても、“帝王切開による分娩にともなう入院や手術については給付金の支払い対象としません”という条件が付くことがあります。
また、妊娠中に医療保険に加入した場合も、出産に関する保障は適用外になることが多いです。
そのため、妊娠・出産を考えている人には、早めの加入をおすすめします。医療保険をお申し込みいただく場合は特別条件がつき、一定の期間、妊娠や出産に関して保障されない場合や、お身体の状態(妊娠中のトラブル)などによっては、ご加入いただけない場合もあります。また、医療保険以外も、お身体の状態によっては、ご加入いただけない場合があります。

妊娠・出産に限らず、医療保険は過去の入院歴・傷病歴によっては、希望する保障が得られないことがありますから、できるだけ早めに準備しておいた方が安心です。

4.まとめ

女性特有の病気への備えを厚く準備したい場合は、女性保険がぴったりです。ライフネット生命の女性保険「じぶんへの保険3レディース」は女性特有の病気の時に入院給付金が上乗せされるのはもちろん、「おすすめコース」を選ぶと、がんと診断されたときの一時金や先進医療を受けた時の技術料の保障も備えています。ひとつの保険で充実の安心が一生涯得られる女性保険です。

ライフネットの生命の
「じぶんへの保険3レディース」

「おすすめコース」を選んだら

がんと診断
されたとき

入院給付金日額の100を一時金として受け取れます※1

先進医療
受けたとき

技術料と同額の給付金を受け取れます。さらに、療養1回につき先進医療見舞給付金を10万円お支払いします※2

  • ※1 がん治療(手術、放射線治療、抗がん剤治療)が継続している場合は、翌年以降も、給付金を受け取れます。支払限度は1年に1回、最大5回です。
  • ※2 先進医療の技術料と同額を通算2,000万円まで受け取れます。

ここでの説明は、あくまでも概要です。必ず「ご契約のしおり」と「約款」をご確認ください。

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