
生命保険会社の基本業務は、保険の引き受けと資産の運用です。保険金を支払うためには、長期にわたって払い込まれた保険料を安全、確実に運用することが必要です。
ライフネット生命は運用のスタンスをしっかり決めて、確実・安全な運用を行っていたため、2008年9月以降に世界を襲った金融経済危機の影響を受けることもありませんでした。
このような運用方針は、お客さまに見えないリスクを最小限にするための、当然の責任だと思っています。
ライフネット生命の運用資産の大部分は、国債に代表される高格付けの円建て債券と銀行預金となっています。株式や外貨建て資産への投資、融資、不動産投資については、複数の資産クラスへの分散投資によって収益の変動をおさえるという観点から、適切なリスク管理の下、一定割合以下に組み入れをおこなっています。
生命保険会社は、一般に長期小口の契約性の資金を大量に集めているため、調達面では破たんしにくい構造を持っているのですが、運用面では大口の投融資が中心となるため、必要以上にハイリスク資産を抱えると破たんの可能性が大きくなってしまいます。
ですから、ライフネット生命は安全第一に、堅実な資産運用に徹しています。
バブル時期などの予定利率の高い保険契約を有する保険会社は、現在のような低金利環境下ではその予定利率を確保するため、相対的にリスクが大きな資産を相当程度組み入れる必要があります。
一方でライフネット生命の予定利率は現行の市場金利と同程度であるため、無理のある運用をして利回りを確保する必要がありません。
つまり、リスクの大きな資産を保有する必要がないのです。