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2013年11月7日
インターネットを活用して新しい生命保険サービスを提供するライフネット生命保険株式会社(URL:http://www.lifenet-seimei.co.jp/ 本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼COO 岩瀬大輔)は2013年9月20日〜9月24日の4日間、20〜59歳男女を対象に、「オトナの食育に関する調査」をインターネットリサーチで実施、1,000名の有効回答を集計しました。
■ 調査タイトル | オトナの食育に関する調査 |
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■ 調査対象 | ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする 20代・30代・40代・50代の男女:1,000名 |
■ 調査期間 | 2013年9月20日〜9月24日 |
■ 調査方法 | モバイルリサーチ |
■ 調査地域 | 全国 |
■ 有効回答数 | 1,000サンプル |
■ 実施機関 | ネットエイジア株式会社 |
2005年6月の「食育基本法」の成立により、「食育」という言葉が一般的に浸透するようになりました。実際、子どもへの食育の意識は世の中でも広がっている印象がありますが、実は食育を実際に受ける機会のある子どもよりも、オトナの方が食育をきちんと理解できていないということはないでしょうか。忙しい毎日を健康で過ごすためにも、私たちオトナ自身も食育と向き合う必要があるのかもしれません。
まず、オトナは食育についてどのようなイメージを持っているのでしょうか。
20歳〜59歳の男女(1,000名)に対し、「食育」という言葉を聞いた時にどのようなものを想像するか聞いたところ、食育とは「食文化を学ぶこと」(64.6%)、「食材の栄養素を学ぶこと」(60.5%)、「食べ残しやゴミを減らすこと」(50.0%)と認識しているとの結果になりました。他にも、食育のイメージは広範に渡り、「ゆっくり食べること」(27.8%)や「自分で野菜を栽培すること」(23.3%)、「食卓や食器など食環境を整えること」(23.3%)も食育の一環であると考える人も2割程度見られ、食育に関するさまざまな取り組みの情報が発信される中で、食育という言葉のイメージは広がりを見せているようです。「冷蔵庫を定期的に掃除すること」(6.5%)や「料理番組を見ること」(5.2%)を食育としてイメージしている人も一部見られました。
男女別でも興味深い結果が表れています。
全体的には女性の方が食育に対してイメージを広げている傾向が出ていますが、一方で男性の方が高い項目も。「間食をしないこと(おやつを食べない)」は女性3.8%に対して、男性9.2%と、男性は女性の倍以上高い結果となりました。そのほか、「メニュー表でカロリーチェックすること」も男性の方が食育として意識しているようです。
現在は学校教育の現場において、食に関する指導が促進されていますが、オトナで食育を受けた経験のある人はどの程度いるのでしょうか。
自分が食育を受けた経験の有無や、食育を受けたシーンを聞いたところ、食育を受けたことがある割合は男性6割半(66.8%)、女性8割強(82.8%)となりました。女性は大半の人が食育を受けたことがある一方、男性の3人に1人(33.2%)は食育を受けた経験がないとの結果になりました。
食育を受けたシーンとしては、「家庭」(53.7%)や「学校」(50.3%)の割合が約半数となりました。年代別に見ると、「学校」での食育経験は若い年代で高くなる傾向(20代64.0%>30代52.8%>40代39.2%)が見られましたが、「家庭」での食育経験は若い年代で低くなる傾向(20代44.4%<30代54.8%<40代55.6%<50代60.0%)が見られました。今後は、学校での食育に留まらず、家族で囲む家庭の食卓を「食」についての学びの機会とするための啓蒙活動が重要かもしれません。
実際、食べ物の知識が日常生活で必要となるシーンの1つは買い物。食育などを通じて得た知識をもとに食料品を選ぶことも多いと思いますが、実際世の中のオトナは何をどの程度意識して買い物をしているのでしょうか。食料品を自分で購入する方(949名)に、価格や見た目、栄養バランスや生産地などの情報を、購入時にどの程度意識しているか聞きました。
意識している割合が高かったのは「価格」(92.4%)、次いで「見た目(色、形)」(79.6%)、「栄養バランス」(74.5%)と続きました。「価格」や「見た目(色、形)」は、男女共に大半の人が意識しているとの結果になったものの、それ以外の項目では、男性は女性より意識している割合が低く、「栄養バランス」を意識していない男性は3割半(35.6%)となりました。
食育を受けるシーンとして重要な位置づけにある家庭での食事ですが、最近は「コショク」という言葉を目にするようになりました。今回は、高校生以下の子どもと同居している親(281名)に対し、食事の取り方に関する3つのコショク「固食」「孤食」「個食」について、家庭の食事環境が現状どの程度当てはまるか聞きました。
まず、子どもが「自分の好きな、決まった同じものしか食べないこと(固食)」について聞いたところ、高校生以下の子どもの半数近くに固食の傾向が見られ、『ある』割合が4割半(45.6%)となりました。また、親自身の固食についても聞いたところ、『ある』割合は27.7%となり、高校生以下の子どもを持つママ(156名)では3割半(34.0%)となりました。まずオトナ自らが固食の傾向を改めることは、子どもにとってより良い手本を示すことにも繋がりそうです。
親が不在で「子どもだけで食事をすること(弧食)」があるかも聞きました。朝食の弧食の割合は、子どもが未就学児の場合で4割(39.5%)、小学生の子どもで6割(60.3%)となりました。特に、関東地方では朝食を孤食することがある割合は7割(72.6%)に達しました。そして、夕食の弧食の割合は子どもが小学生の場合で3割半(34.5%)、中学生の場合で5割半(54.5%)となっています。
そして、「家族の食卓で各々別のものを食べること(個食)」の実態についても聞きました。家族の食卓で個食することがある割合は3割半(35.3%)と、家族一緒に食卓を囲んでも個々人が別々の食べ物を食べるという状況も一定数確認できました。
猛暑が過ぎ去り、夏バテで減少していた食欲も回復したところに、美味しい農作物が次々と実りの時期を迎える「味覚の秋」。旬の時期が「秋」だと思う食材を聞いたところ、「栗」(90.7%)、「まつたけ」(87.5%)、「ぎんなん」(68.9%)は秋食材としての認知度が高くなりましたが、「さといも」(32.2%)、「さば」(21.8%)、「いくら」(11.2%)「にんじん」(2.7%)は秋が旬であると知られている割合が低くなりました。これらの食材は年中を通して店頭に並ぶため、消費者は旬の意識が薄れがちな傾向にあるのかもしれません。
また、誤った知識による回答も見受けられ、20代の3人に1人(36.8%)は「たけのこ」が秋に旬を迎える食材だと思うと回答しました。
全回答者に、家に招いて食育を習いたい著名人を自由回答形式で聞いたところ、最も多かった回答は「栗原はるみ」さん(63件)、次いで「速水もこみち」さん(47件)、「道場六三郎」さん(40件)、「川越達也」さん(36件)と続きました。
オトナ女子からの人気では、1位「栗原はるみ」さん(55件)、2位「速水もこみち」さん(25件)、オトナ男子からの人気では、1位「道場六三郎」さん(28件)、2位「川越達也」さん(23件)という結果となりました。
選んだ理由を聞いてみると、オトナ女子から人気1位の栗原はるみさんは「楽しく美味しい料理を作って笑顔になれそう(30代女性)」「簡単で栄養バランスの取れるメニューを提示してもらえそうだから(50代女性)」といった声が、また2位の速水もこみちさんは「なんでも美味しくなんでも作れて相手に合った教え方をしてくれそうだから。(20代女性)」「テレビ番組で華麗に料理する姿がカッコいいから(40代女性)」といった声が挙がりました。
一方、オトナ男子の人気1位道場六三郎さんは「料理の極意を教えてくれそう(30代男性)」「食に対しての姿勢が真剣に思う(40代男性)」、2位の川越達也さんは「オリジナルの料理をいろいろ教えてもらえそう(20代男性)」「川越スマイルが見たいから(50代男性)」といった理由が挙がっていました。
そのほかランキング上位者の中には、笑っていいとも!でお馴染みの「タモリ」さん、東北楽天ゴールデンイーグルス田中将大投手の奥さま「里田まい」さんなども見られました。
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