どのような商品を購入する場合でも、私たちは、値段と品質の両方をチェックします。例えば、マフラーを買う場合、値段だけではなく、色合いや手触り、材料(カシミヤとかウールとか)、メーカー(ブランド)などが考慮の対象となります。
では、生命保険の品質とは、何でしょう?私たちは、値段(商品の内容)以外に、何をチェックすればいいのでしょう?困ったことに生命保険は無形の商品で、色合いも手触りも材料もありません。私は、値段や商品の内容以外の生命保険の品質のチェックポイントは次の5点ではないかと考えています。
早いもので昨日からもう6月。2011年度も、あっという間に2ヶ月が過ぎ去りました。私たちライフネット生命にとって、とりわけ、先月は忘れられない月になりました。
5月20日に、保有契約7万件突破のニュースリリースを出して間もなく、23日に、東京の丸の内で開業3周年記念セミナーを開催しました。あいにくの雨にもかかわらず200名近い方が集まってくださいました。私と副社長の岩瀬がそれぞれ20分ずつ話した後は会場にいらした方々との質疑応答の時間を設けさせていただいたのですが、質問が途切れることなく続き、ライフネット生命は、本当に多くの方々に支えられて、やっとここまで来ることができたという思いで胸が一杯になりました。中には、新幹線のとんぼ帰りで来てくださったお客さまもおられました。本当に嬉しくありがたいことです。セミナー当日、集まってくださったみなさまの熱気に更なる勇気をいただいたのは、運営スタッフも同じだったようです。
ライフネット生命はこの5月18日に、無事開業3周年を迎えることができました。これもひとえに皆さまのあたたかいご支援のおかげであり、厚く御礼申し上げます。
時をほぼ同じくして保有契約件数は7万件を突破、定期死亡保険の保険金額(保有契約高)は7,000億円を超えました。これを言い換えれば、ライフネット生命はお客さまから7000億円の保障責任を負託しているということです。責任の重さを感じております。
今回の大震災は、時間の経過とともに被害の大きさが拡がりを見せており、被災された皆さまには、衷心からお見舞い申し上げます。同時に1日も早く復旧の目途が立つことを望んでおります。
今回、震災に関して「小さい会社は保険金が支払えるのだろうか」あるいは「震災対策がなされているのだろうか」といった質問が寄せられました。生命保険会社は保険金をきちんとお支払いすることが本業中の本業です。お客さまがライフネット生命の支払能力を気にされるのはもっともなことです。このことについて銀行を例に、あえて単純化して考えてみれば、資産が1兆円のA銀行と1,000億円のB銀行のどちらがより安全と考えるでしょうか?
A銀行の預金者数が1,000万人であれば、1人当たりの資産は10万円です。B銀行の預金者数が10万人であれば、1人当たりの資産は100万円です。この例が端的に示すように、銀行の資産の大小と預金者1人当たりの資産の大小には直接の関係がありません。いくら資産規模が大きくてもお客さまの数が多ければ、1人当たりの資産は小さくなります。これは、生命保険会社の場合でも同じです。では、生命保険会社の保険金の支払い能力は、どのようにしてチェックしたらよいのでしょうか?生命保険の場合、グローバルな基準である、ソルベンシー・マージンを見るのが一般的です。
