今朝の日本経済新聞で、ガイトナーさん(オバマ政権 第75代アメリカ合衆国財務長官)との交遊を取りあげていただきましたが、ガイトナーさんも日本の保険会社の数が少ないことには驚いていました。アメリカの生命保険会社は、1000社以上、わが国は46社です。
最近、損保3社の合併が話題になっていますが、不況が長引く恐れがある中で、合併して規模を大きくしスケールメリットを追求するという考えは、確かに合理的な1つの選択肢であると思います。
ところで、わが国では不況になると、企業数が多すぎる、合併を推進すべきだ、といった意見がよく出てきます。でも、世界を見ると、企業数が多すぎるという意見は、俗説で根拠のない場合が多いのです。たとえば、先進国の中で、保険会社の数が一番少ないのは日本です。
なぜ、このような落差が生じるのでしょう。それは、わが国では、競争がどちらかと言えば同質的であることが原因ではないでしょうか。同質的な金太郎飴のような競争を行っていれば、合併からスケールメリットの追求という発想が素直に出てきます。しかし、それだけで本当に良いのでしょうか。自然界における種の多様性と同様に、私は、企業間の競争においても、多様な異質な競争を行っていくことが重要だと考えています。同質のビジネスモデルだけでは、お客さまに多様なメニューを提示し選んでいただくという発想はなかなかでてきません。
ライフネット生命は、これまでの生命保険の売り方とは、一線を画した新しいビジネスモデルです。このモデルを皆さんのご協力を得て育て上げていくことを通じて、異質な競争こそが、お客さまの真の利益に直結するということを実証したいと考えています。
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