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岩瀬に言わせて! FP大竹のり子さん(後編)

投稿者:
岩瀬大輔

 岩瀬大輔の対談企画「岩瀬に言わせて!」大竹のり子さんとの対談の後編。ワークライフバランスのことや理想の金融商品について話題が広がりました。

岩瀬と大竹さん

 前編はこちらをご覧ください

よい金融商品の条件とは?

岩 : FPとして大竹さんが考えられる、「よい金融商品」とは、何ですか?

大 : まずは、仕組みが分かりやすいこと。預金でも、証券でも、仕組みが分かりにくいものは、自分がどうやって活用すればいいのかが分からないですよね。だから仕組みが分からないものは絶対ダメだと思います。
 それから、特に、長い期間お世話になることが前提の金融商品って、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できないとだめですよね。例えば、夫婦型の保険とかは、夫が亡くなった、離婚した、なんていう場合に融通が利かないですから。

岩 : あまり長期に固定するものには、入らない方がいいということですか?

大 : 一概には言えないですが、融通が利かないものは避けたほうがよいように思います。特に保険ってそういう面が顕著ですよね。学資保険でも、途中で解約すると元本割れしたり、変額年金でも、満期前に解約すると最低保証がなくなったり…。

岩 : そうすると、「掛け捨てだからいい」ということですかね。

大 : そうですね。個人的な好みもあるのかもしれませんが。でも、掛け捨ての保険はシンプルで分かりやすいものが多いですし、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できますし、あとは…

岩・大そろって: 安い(笑)

岩 : 逆に何か、「安かろう、悪かろう」と心配される人もいらっしゃいますが、その辺りについてはどうお考えですか?

大 : 「見えない手数料」に対する世の中のリテラシーはまだまだ低いように思います。例えば、1万円の物を買って、手数料3千円ですと言われると「手数料、高いなー」と思って気持ちが萎えたりするのですが、1万3千円の商品の内訳に3千円の手数料が含まれていても実はあまり気がつかなかったりする。
 保険って、その典型的な例だと思うんです。保険を買う時に手数料を見て買うことはないですよね。でも実は、保険料の4割5割が手数料だったりすることもある。そこが全然見えていないというか。

岩 : 投資信託とか変額年金も、お客様が手数料に敏感になってきて、開示されるようになってきましたよね。

大竹のり子

大 : 世の中には「安い=質が悪いから」という物もありますが、金融商品では、「安い=手数料が安いから」という場合も結構あります。同じ保障なら、安いことはいいことですよね。

岩 : 今回、保険を選ぶ際、手数料について考えられましたか?手数料の安い保険を選ぼうといった考えとか。

大 : 保険の場合、手数料はインクルージングされていて見えない場合がほとんどですから、なかなか意識できないですよね。
 私の場合、自分の会社で保険の代理店もやっていますので「保険の手数料は高い」という認識はありましたが、その点、ライフネットはコミッションがない分、割安だろうなと。ウェブにも安さの理由の説明があったので、読んで納得したうえで選びました。

岩 : あと、分かりやすくて、柔軟性が保てて、手数料が安いということは、他の金融商品も保険もそうで、それが重要ですよね。

大 : 他の金融商品では、そこを意識されている方は結構多いのですが、保険に関してはまだあまり意識が向いていないように感じます。

岩 : 普段接するお客さまや、講演されるなかで、大竹さんのお話を聞かれる女性の方々から保険についての質問は来ますか?

大 : 結構来ます。多いのは、ライフステージが変わるときに、どのように保険を見直せばよいですか?という質問。あとは、皆さん、すごく混同されているな~と思うのですが、「年金が不安なんですが、どのように保険に入ればいいですか?」という質問も多いですね。

岩 : その時は、どのようにお答えするのですか?

保険と貯蓄は分けて考える

大 : 私は基本的に貯蓄と保険は別物だと思っています。ですから、貯蓄性の高い保険に頼るのではなく、まずは分けて考えようと言っています。

岩 : 貯蓄性の高い保険が好きでない理由は?

大 : だって、手数料が高いですよね(笑)運用するならするで、保険とはスッキリと分けたほうがいいですよ。保険は保険ですから。

岩 : 私たちにも、掛け捨ては損で、戻ってくるものがいいというご意見を頂くのも多いのですが、その方に対してのメッセージとかはないですか

大 : んーでも保険ですよね、っていうことに尽きるかな?何で皆さん、保険で増やそうとするんでしょうね。

岩 : やっぱり貯蓄性の保険が歴史的に長かったので、なんとなく「保険は戻ってくるもの」という意識があるのですかね。でも、おっしゃる通り、保険で増やそうとする発想自体がおかしいのですかね。

大 : 私の持論では、保険の利用価値は大きく2つあるんです。1つは、純粋にリスクに備えるということ。2つ目は、貯蓄ができない人でも、お金が強制的に捕捉できるということです。
 当社に相談に来られる方にも「貯蓄ができない」という方はたくさんいらっしゃいます。あればあるだけ使っちゃうし、足りなくなったら定期預金からも引き出しちゃう。でも、そういう方でも、保険料は意外と着実に払っていたりするんです。
 さらに、支払った保険料は消えてなくなったものと認識しているのか、保険を解約してお金を引き出すという発想がないのか、保険を解約するのは最後の砦だと思っているのか、そのあたりはよくわからないですが、積み立てていた保険を解約してどうこうしようとする人は稀なんですよね。

岩瀬大輔

岩 : それってすごく金融理論的には不思議で、流動性がないということは、普通それに対してプレミアムをもらうじゃないですか。つまり、定期預金は解約できないから金利が高いんですよね。でも、行動ファイナンス的な考えなのでしょうが、人間の行動には非合理性があって、お金を余分に払ってでも強制的に貯蓄してほしい、むしろ流動性を奪ってほしいという、そういうのがあるんですよね。

大 : 何でしょうね。確かに不思議ですけど。でも、そういう意味で、「どうしても貯蓄ができません」という人には、貯蓄型の保険はありだと思います。それならきっと貯められるから。

岩 : 手数料高いけど、それが強制貯蓄料だと思えば。

大 : 貯蓄できない人にとっては、高い手数料を払ってでも、そのほうが貯まるわけですから、結果オーライですよね。

ワークライフバランスを保つ秘訣とは!?

岩 : ところで、出された書籍が監修も含めて30冊、累計30万部ということで大活躍なんですが、今、お仕事はどのような時間配分でやられていますか?子供を育てながら仕事をされていると思うのですが、ワークライフバランスの取り方とか気をつけていることはありますか。

大 : 昼間は取材や打ち合わせなど人に会うお仕事がほとんどで、集中して執筆をする時間がとれなくて。ですから、いったん子供をお迎えに行って、夜、寝かしつけてから、デスクワークと執筆をしています。昔は夜中の2時3時までできたのですが、最近は無理がきかなくて(笑)。子供は遅くても夜9時には寝るので、そこからだいたい12時~1時頃まで仕事をする感じですね。

岩 : お仕事と子育ての両立は大変じゃないですか?

大 : あんまり仕事と子育てを両立するぞー!と気負ったことはないですね。どっちも私にとっては大切なことだから、二者択一にはできなかったというだけです。仕事をしているから子どもが産めないと考えたこともないし、産み時も考えていなかったですし(笑)まぁ、産んだら育てるよね、というぐらいの力加減というのが正直なところですね。

岩 : 例えば、原稿の締切が迫っていて、どうしても時間を取らなければいけないとき、子育てを例えば、両親に助けてもらったりとか、そういう難しい時はないですか?

大竹のり子

大 : ないですね。そういう意味では、子供がいる以上、帰宅してから寝るまでと土日は子供にかかりきりなるのもしょうがないことと、どこかであきらめが付いています。どんなに締切が差し迫っていても、この時間帯についてはないものと思って割り切っていますね。
 これは子育てに限った話ではなくて。経営者は誰でもそうだと思うのですが、時間があったらやりたい仕事、やらなければならない仕事というのは無制限にあるので、仕事中心に考えてしまうと、永遠にプライベートな時間はないですよね。なので、どこかで時間に線引きをして、すべてを吹っ切るようにしています。

岩 : それは、ご自身でお仕事されているから、時間のコントロールができるというか・・・。

大 : その分、頑張らなければならないのも事実ですが。

ライフネット生命を検討している方へ

岩 : なるほど…。では、最後にライフネット生命へ加入を検討している人、ならびに私たちライフネット生命にメッセージをお願いします。

岩瀬と大竹さん

大 : そうですね、何だろう(笑)

岩 : 大竹さんご自身が入られているというのは、すごく説得力があると思うのですが。

大 : FPとしての立場から見たときももちろんですけど、一個人の率直な感想として、それまで保険が好きじゃなかった私が、どこにも引っかかりを覚えることなく加入できたことにびっくりしています。長年の保険に対する見方が大きく変わりました。

岩 : どういう風に変化しましたか。

大 : 保険に対する不信感がずいぶんと払拭されたように思います。保険って本当に不思議なところが多いんですもん(笑)その点、最初から最後まで、キチンと包み隠さず見せながらナビゲートしてくれるところがとても気持ちよかったです。

岩 : 嬉しいです!

大 : あと、当たり前といえば当たり前なのですが、今までの保険商品は、何か事故が起こったり、これまで通りに生活できなくなったりした時のために作られていますよね。でも、ライフネットの商品はそうではなくて、「今」をしっかり見ているように思います。保険料を安くすることで家計の負担を減らす。シンプルなしくみにすることで、ライフスタイルの変化に柔軟に対応する。「万が一」に備えることと、日々の生活を大切にすることとのバランス感覚が優れていますよね。

岩 : タイアップ広告みたい(笑)。事前に打ち合わせしていないのに。ちゃんと見てくださって、ありがとうございます。

大 : いえいえ、サイトからも想いがすごく伝わってきましたし、その想いがちゃんと商品としてカタチになっているのがすばらしいと思います。

岩 : そういったことに賛同されるお客さまには、ぜひっていうことですね。私たちもがんばります。対談ありがとうございました。

大竹のり子

大竹のり子
 ビジネス書の出版社での編集者を経て、(株)エフピーウーマンを設立し、代表取締役に就任。女性FPの全国ネットワーク「FPwoman*Club」を主宰し、FPとして一歩を踏み出したいという女性のために情報交換やスキルアップの場を提供中。
 現在、講演、執筆、テレビ・ラジオへの出演など多方面で活躍。『一番やさしく株がわかる』(西東社)、『コンサバ投資じゃダメですか?賢い大人の株入門』(NHK出版・生活人新書)、『マネーセンスを磨けば、夢は必ずかなう!』(東洋経済新報社)など、著書は20冊以上に及ぶ。

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